表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界最高のパティシエ〜罪深き男の奮闘物語〜  作者: 茄子の皮
新人冒険者キャンディ
8/95

スキル習得

 魔法道具屋で空間収納をタダで覚えてしまったので、スキルブックを2冊(火魔法と水魔法)購入した。


 購入しなくても覚えたと思うが、タダで空間収納を覚えられたので、お礼のつもりで購入してしまった。


「お姉さんこのイチゴとオレンジをください。」


「やだよぉ、お姉さんって歳じゃないでしょ。ありがとうね、おまけしちゃうわ。」


 露店の推定年齢50歳のお姉さんから果物や野菜を購入していく。野菜や果物は、スイーツ作りで必要になるから多く買っても大丈夫なのだ。



 購入した野菜や果物は、リュックのマジックバッグに入れて持ち帰る。


 時刻は夕方頃になり、宿に戻りスキルブックを見てみる。


「これで火魔法と水魔法を覚えられるのか。」

 スキルブックをじっくり眺めていると、体に魔力が宿るような感じがする。



 コンコン。

「お客さん。今日の夕飯食べ無いんですか?」

 時間を忘れスキルブックを見てしまい、宿屋の女性がやってきた。宿に帰った時に注文したので覚えられたみたいだ。


 時刻は5時間ほどたっており、火魔法Lv1と水魔法Lv1を習得出来たみたいだ。


 食堂へ向かい夕飯を代金を渡して受けとる。

 夕飯は、丸パンと野菜のスープ、豚肉の串焼きだ。

 席はテーブルに椅子二脚の席になっている。


「やっぱりパンは味気ないな。オレンジジャムでもつけよう。イチゴも出して、そのまま食べようかな。」

 お菓子空間収納からオレンジジャムを取り出してパンにかける。

 オレンジジャムは、オレンジをまるごと煮込みかき混ぜると完成する。普通なら砂糖などが必要だがユニークスキル【パティシエ】のおかげで簡単に完成するのだ。体にも優しく太りにくいジャムが完成する。


 食事をしていると、他のお客達がこっちをチラチラ見てくる。宿に泊まっているお客だが、冒険者らしく屈強な男達が多く見える。


 ジェットさんよりも強くなさそうだが、先輩冒険者だろうし、どこかで会うこともあるだろう。


 食事も完食し、部屋に戻る。


 部屋で魔法を使うのは危険なので、買ってきた果物をフルーツジュースにして、お菓子空間収納にしまっていく。果物に魔力を込めて果実を潰せば完成だ。果汁が魔力で100倍以上に増えるので、少しのフルーツでフルーツジュースが完成するのだ。

 完成したフルーツジュースは、コップを用意してスイーツ空間収納から出せば飲む事が出来る。


「フルーツジュースもスイーツ空間収納に入るのは、便利で良いよね。甘い食べ物は、だいたい入るし。甘い玉子焼きは、入らないのはなぜなんだろう?」



 明日は冒険者として初依頼なので、ドキドキしながら就寝した。







毎日朝7時に次話投稿しています。


面白いと思ったら星の評価お願いします。


星5★★★★★ 続きが見たい!

星4★★★★ 暇ならまた見たい!

星3 ★★★気が向いたら見たい!

星2 ★★進んでは見ない!

星1 ★もう見ない!


話が貯まったら見たいあなた!

ブックマークお願いします。

次話も良かったらみてください。

ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ