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世界最高のパティシエ〜罪深き男の奮闘物語〜  作者: 茄子の皮
新人冒険者キャンディ
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スキルブック 空間収納

 翌日冒険者ギルドで9時に待ち合わせの約束をして、ジェットさんとは昼食後に別れた。


「お金はあるから空間収納のスキルブックを買っちゃうか」

 俺は魔法道具屋に戻り、空間収納のスキルブックを探す。


「ジェットさんと先ほどいた子ですね。」

 スキルブックを手に取ろうとすると、店主らしき優しそうな男性が声をかけてきた。


「はい。明日からジェットさんのパーティーで荷物持ちをするキャンディです。スキルブックに興味があるので見ても良いですか?」


「いいけど最初のページだけだよ。他のページは購入後に開ける様になってるからね。」

 スキルブックは立ち読み出来ないように魔法がかけられているらしい。スキルブックを作っている魔法使いの方がかけているみたいだ。


「空間収納って難しいですよね?30万エルもするので覚えられるか不安になりますよね。」

 空間収納のスキルブックを捲り最初のページを眺めながら店主さんに聞いてみる。体に魔力が流れるのが感じる。


「そうだね。空間魔法は、あれば便利だけど使える人が少ない魔法だからね。せっかく買っても習得出来なきゃ意味ないからね。」


 空間魔法とは物体を異空間に納める魔法である。魔法で異空間を開き物体を中に入れて自由自在に取り出せれば空間収納の習得となる。異空間の広さは、術者の力量しだいなので努力したまえ。


「本当に当たり前の事しか書いてませんね。」


「そりゃ無料で見れるページだからね。魔法使いの収入元でもあるから良かったら購入して見てね。」


「ありがとうございます。購入はまた今度にします。オススメのスキルブックは、ありますか?」


「冒険者なら火魔法と水魔法があれば便利だよ。」


「分かりました。もしあれば火魔法と水魔法のスキルブックは、買っても良いですか?」


「本当かい。お金は大丈夫なのかい。いやごめんね。まだ新人冒険者に見えたから、これが火魔法と水魔法のスキルブックだよ。」


 店主さんが2冊のスキルブックを持ってきてくれた。各10万エルで合計20万エルだ。これくらい安いものだ。


 2冊のスキルブックを購入すると、全てのページが開く様になった。このスキルブックは、俺以外の人は読むことが出来ない魔法がかかっているので、他人に売ることも出来ないらしい。


「ありがとうございます。またのご来店お待ちしてます。」

 店主さんに笑顔で見送ってもらい、魔法道具屋を出ていく。




「やっぱりユニークスキルで慣れていたおかげで覚えてしまったな。」


 俺のステータスには空間収納Lv1が追加されていた。



毎日朝7時に次話投稿しています。


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