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世界最高のパティシエ〜罪深き男の奮闘物語〜  作者: 茄子の皮
新人商人キャンディ
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オレンジジュース大盛況

 宿に戻ると食堂のおばちゃんが駆け寄ってきた。


「キャンディ君!オレンジジュースが売り切れてしまったよ。まだオレンジジュースはあるかい!」


 もう無くなったのか。まだ夕飯前だが昼食にきた人達が買っていき、オレンジジュースだけを外からきた客に買われてしまったので無くなったみたいだ。


 100杯×150エルか。15000エルの稼ぎになるな。店では店員に一杯30エルのボーナスが入る様になり、店員のお姉さん達が気合いを入れて売っている。


 俺は厨房に向かい樽にオレンジジュースを追加で入れる。

 せっかくならこれも作ろうかな。グレープを取り出し水魔法で水を少し加えグループジュースが完成した。


 余分な樽にグループジュースを入れて200エルで販売するらしい。どちらの樽も大きくなり、これでコップ300杯分入りそうだ。


 樽を満タンにしたことを伝え、店主さんと商会契約を交わす。これでギルドカードに入金される様になった。


 部屋に戻り買ってきた鍋に果物を入れてジャムを作る。火魔法を使えば部屋でもジャムを作れる様になったが、ジャムの甘い匂いが広がりおばちゃんに怒られてしまった。


 やっぱり店は、あった方がいいな。部屋でジャムが作れないので、宿の外で鍋をスプーンでかき混ぜる。

 小さな子供達がよってくるので、子供の手に乗せて少し食べさせると笑顔で帰っていった。子供達に食べさせたからか、大人達も寄ってきたので、ビンに入ったイチゴジャムなどを見せつける。


「こちらのジャム各1500エルです。イチゴとオレンジ、グレープ、リンゴのジャムとなってます。限定各10個しかありません。さぁ並んで下さい。1人1個まで40人限定です!」

 ジャム作りを止めてジャム販売を始める。


「1500エル安い!」

「くそ!手持ちが無い!」

「ギルドカードは使えるか?」

 などと声が上がり、40人のお客様が買ってくれた。


 うん。60000エルの稼ぎになったな。


 満足してたら、「人の店の前でなにやってんだ!」と食堂のおばちゃんに怒られてしまった。

 ごめんなさい。お詫びに4種類のジャムを献上した。


 おばちゃんは満足そうに厨房に帰っていく。


 明日は店を借りようかな。



 今日は宿でのんびり過ごした。

 夕飯のグレイトボアのシチューは美味しかった。



毎日朝7時に次話投稿しています。


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