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言葉の力を  作者: グヘヘ
1/8

序章

まだ主人公どころか登場人物も未定な小説になりますが、よければ読んで下さい。


ー言葉の力を忘れないで下さいー


みにくいあひるのこ

見にくいアヒルの子


おれはまってるぜ

俺ハマってるぜ


はれたらいいね

腫れたらいいね


いまでしょ

居間でしょ


へいとすぴーち

塀とspeech


じじつはしょうせつよりきなり




じ実は小説よいきなり


……、


さて始めましょうか。



ーーー

人間同士だから話せば分かる。のはずなのに話し合いの末、銃で撃たれる人。


少数意見も大事と言って、やたら多数派工作する連中。


地球温暖化がどうたらこうたら、けど、電気もガスも無いのは困る。


嘘は申しませんと言った次の日に詐欺で逮捕。


ーーー

遠い遠い宇宙の片隅で何かの意志が働いた。

ーーー


最初に公の場でそうなったのは、国連の外交会議で発言していたとある国の高官だった。

「我が国では核兵器の開発など断じて行っていません!」

激昂しているのか、激しい身振りをしながら言う。

「しかし、あなたの国の基地と思われる衛星写真が私の手元にあるのですよ?」別の国の高官がなだめる様に言う。

「そのような捏造写真で我が国を陥れる…」

「…?どうなされた?はっ!」

会議に居た各国の高官が息を飲んだ。

「く、口が…」

さっきまで威勢よく話していた、とある国の高官の顔から口が消えていたのだ。当人はすぐに気付かなかったのか、激しい身振りのみが続く。

「お、おい。彼の口がないぞ。…い、医者を呼べ!!」

騒然とする場に、ようやく本人も気が付く。

手を顔にやり触るが、あるはずの口が無い。執拗に触るが、無い。

頭の中では話せている言葉が、聞こえてこない。

徐々に状況を理解し、触るのを止めた。崩れ落ちる様に椅子に座り込み、うつ向いてしまった。

そして、病院へと運ばれた。

高官は後日自ら命を断ったーーー


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