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アイマスク

作者: 颯雷太

彼女は光り物が苦手である。


あの独特の光沢がダメなのである。


目がチカチカして、まいってしまうらしい。


ただ、暗闇のなかで見る光り物は大丈夫らしい。


闇鍋ならぬ、闇寿司があれば、喜んで光り物を食べるらしい。


えっ、光り物が嫌いな人はだいたい匂いが苦手だって?


匂いなんか耳栓を鼻にすれば大丈夫でしょ?


彼女は光り物の匂いもダメかだって?


それは、飛行機や新幹線で、本気で寝たいと思っている人に聞いてください。


私は本気で寝たいと思っています。


本気を出せば草履にもなるだろうあの道具で。


「すいません。アジの開きください」

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