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王女の異変

_______「僕がついてるから」


って、言ったけれど、この状態では……


ミオウと、ライトの周りにはいつの間にか敵の輪が出来ていた。


最初は、数人だった敵がライトが倒しているうちに増殖している。


その数は、1分、2分、経つと、50人は超えている。


「ライト………」


「ぼっ、僕がついてるから。」


_________声が震えてる


ライトは、体を大きくし、口を開けた。


ガォォォォォォォォォォォォォォォォォォ


頭が痛くなるような叫び声を轟かせる。


てか、本当に痛い。


ライトは、痛がっているミオウを気にせず、火を口から出した。


ボォォォォ


赤いダイヤのように光る炎が噴き出す。


ライトは、熱くないのだろうか。


顔が、赤く光っている。


ミオウは、耳を押さえたまましゃがみこんだ。


「あっ」


鼓膜が破れたかも。


めちゃくちゃ痛いんですけど。


助けて助けて助けて!!!!!


目から涙が溢れ出す。







口から出した炎は、敵を焼き払った。


黒焦げになった奴らが、雲の上に倒れる。


目は、死んだ魚のようになって、気持ち悪い。


ライトは、元のサイズに戻り、ミオウの肩にチョンと乗った。


しかし、その瞬間ミオウが倒れ、ライトも振り落とされた。


「ミオウ!?」


「痛い痛い痛い痛い痛い………!」


ドレスが、汚れ茶色になっていく。








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