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これで、いいんだよな?

______紅______




やっとの事で、コンクリートから紅は、抜け出した。

刀で、コンクリートを、破壊し続け丸10日。

足は、真っ赤に腫れていた。

リンパ液が流れで…………てはないけれど、とにかく痛い。


「早く、凛花達に追いつかねえと.」


顔中、傷だらけだが、目から、光は消えていなかった。

手のひらには、マメができている。

それが、潰れて物凄く痛い!



凛花達は、どっちの方向にいるのか?

全然、分からない.





紅は、知らないが、

凛花達は、風ヶ丘を既に飛び出していた。

異空間に、行ってしまっている。


「あいつら、どこにいるかなぁ?」


支配人と、戦闘中(?)(口喧嘩のようだが……)の凛花は、

紅の事は、すっかり忘れてしまっていた。

容量が少ない頭の中に、

情報を詰め込むのは、難しく、

古い記憶は消えて行ってしまっている。






しかし、凛花は紅の姿を見ることはできる。






千里眼







ずっと、見ていた。

何処にいるのか、

何をしているのか、

全てを知っている。


紅が、コンクリートにはまっていた事も

知っていた。

邪念を消しさ………………っていたワケではないが、

なるべく考えないようにしていた





というのは、嘘で、

自分の次に言うセリフを考えるのに必死だった。

どうしたら、支配人を説得できるか。

それで、頭がいっぱいだった。


だから、余計な事を考えない………

これも、邪念を消し去っているのかなぁ?

よくわかんない!






紅は、絶対に凛花達に合流すると決めていた。

絶対に………


合流すると。





そして、







支配人(あいつ)をぶっ倒すと決めていた。







そのあとは、この世界を壊し、『元居た世界』に帰る。






それが、紅の目標だった。

だから、生きて合流する。

絶対に、会う。






決めたことは、守る。






それが………なんて言うんだっけ?

スローガン?……………じゃないけれど、そんな感じ。

あっ、「モットー』だっけ?


その辺、よくわかんないけれど、とにかく、守る。




俺の、信念を貫き通す!






これで、いいんだよな?

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