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真顔とヤバイ人


「あなたの言ってることが分かりません」


凛花は、真顔で答える。

来夏も、自分の髪をクリクリと指でいじりながら、こくこくと頷く。

緑は、はぁ?と笑った。


「俺は、ヒーロー!」

緑は、ゲラゲラと笑った。


この人、ヤバい人だ。


頭、大丈夫かなぁ?

不審者?


「俺は、ヒーロー!」




・・・ヤバい人だ!

これは、確信持てる。


100%だ。


こんなやつ、足手まといに決まってる。


今、捨てよう。


さようならしよう。


「緑さん、さよなら。」


凛花達は、後退りした。


ズリズリと、靴底と砂が擦れる音がする。


緑は、まだ笑ってる。

「ケラケラ!」



もう、『悪魔』にしか見えない。

ヒーローというより、雑魚の敵だ。



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