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紅!どこいった!?


颯斗は、変幻してみんなを待っていた。

全員が乗った事を確認して大空へ







来夏は、颯斗の頭の上へ登った。

そして、


一番聴きたかったこと。颯斗に凛花の能力について聞いた.


「あの子,何か能力持ってるの?」

真剣に聞いたつもりだった。

顔だって、真面目になるように作ったし・・・


「ん?さぁな!俺にはわかんねぇ。キッキ」

そんな答えが返ってきて終わりだった.


来夏は、チッと短く舌打ちをした。


馬鹿にされた気分だ。

颯斗は、本当に何も知らないのかな………


本当は、知ってるのでは?

頭の中がゴチャゴチャになってくる。


「きっと、嘘をついてるんだ!」


本当に、颯斗は何も知らない。

颯斗は、嘘などついていない。

本当のことを言ったまでなんだ。


来夏は、誤解をしているーーーー


そう思った。

でも、口には出さない。

本当の事は、後々分かることになるだろう。

颯斗は、フゥとため息をついて足を動かした。


凛花は、何も知らずに颯斗の背中から下を眺めていた。

紅も一緒に下を眺める。

その時、

強風に煽られ紅が落ちて行った。


「ああああああああああ」


一瞬の出来事に何が起きたのか理解できなかった。


いつの間にか、その姿も小さくなって行く。


来夏も、目を丸くして下を眺めることしかできなかった.

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