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指示を出して
「リーダ!指示は?」
「んじゃ、2グループ解散!グループごとに活動します。」
「OK!」
Aグループは、公園を出て道を歩き出した。
楽しそうな笑い声が響く。
今までのは、夢だったのかな・・・?
「ねぇ、凛花、副リーダーは誰?」
「ん?」
「そりゃ・・・」
「ああ?」
トウジとセイの目から火花が飛び散った。
「副リーダーは僕でしょう?」
「俺!」
フゥと凛花は、ため息をついた。
このグループ、やっぱりめんどくさい・・・
「やめろ!副リーダーはいりません!」
「ええ?ブーブー」
ブーイング開始!やっぱ、めんどくさい・・・
「めんどくせェ。」
「めんどくさい?これがですか?」
セイが、反論を始めた。
「論破はやめろ!小6には分からん!」
「僕は、小1から論破してました。」
こいつら頭オカシィィィ!