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1人で生きよう

「さぁ、これから(僕たちだけ)で、作戦会議をしましょう。」


「OK!」


凛花が輪の中に入ろうとすると、


「入らないで。」


冬華に押しのけられてしまった。


「なんで?なんで?」


凛花は、ペタンと地面に座り込んだ。


「どうして・・・」


誰も、凛花なんて気にしない。


見て見ぬ振りをしている.


(ああああああああああああ)


私は、必要ない人間なんだ。この世に。


足が勝手に歩き出した。


行く当てもなく、ただみんなから離れたかった。


「もう、やだ・・・」


暗い道路を歩いて行く。なんだか、道路に今の気持ちを言い当てられたような気


分になった。(あんただけだよ・・・分かってくれるのは。)


道路に向かってそんなことを思った。そして、自分で笑った。


「ハハハハハ!」


他に誰も笑わない。


1人、凛花の声だけが響いた。


このまま、一人で生きよう。


その方が・・・楽だ。

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