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絶対王女


レオウは店内へ入ると、外からは商品棚を見ているのかのように見せかけ、主人に話し掛け店の奥のいつもは閉まっているカフェスペースに入っていく。

そこならば、ガラス製のドアを閉めることになる為表からは見えない。


そこでレオウはポンチョを脱ぎ、ワンピースの裾を上げ、後ろで結んでいた髪を下ろして髪の色を銀色に変えて窓から飛び出す。

目の色も灰色に変え、店の屋根に飛び乗り、唄を歌い始める。

それが誤算だったかもしれない………。

烏を呼ぶ為に唄っていた筈が、メイドまで呼んでしまった。


「姫様!」

「早いわよ、もう来ちゃったの?」


その時、背後から黒い塊が流れてきてレオウを乗せて王宮へ向かっていく。

烏の集団

バサッ、バサッと羽を動かし王宮が近付いてくる。

白い壁が目の前に迫り、どんどん大きく見えてくる。


(ぜったい私が王女になるから)

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