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初めてのブラジャー!?

 どうすれば良い?まずは学校に行くことが大切か?確か女子生徒の制服は昔姉が俺の家に置いて行ったような……あった!

 女子として登校してみよう。


 え?俺があまり驚いていないように見える?展開が早い?……ククク、フハハハハハ!展開が早いだと?

 早くて良いじゃ無いか!ほら、想像してみろ、女として学校に行くんだぞ!ムフフな事しか思いつかねぇよ。早く学校行きてぇ〜

 この時、得路田エロタ 吉木ヨシキ17歳は産まれて初めて早く学校へ行きたいと思ったらしい……


 でも待てよ……いきなり学校に行ったら怪しいよな、それに俺がいなくなったら色々不味いような……それに女物の下着なんて持って無いぞ。

 流石にそれはヤバいよな。


 仕方がない。もう下着を買うか。俺は姉の制服を着て、ノーブラのままランジェリーショップへと向かう。

 この時間だ。まだやってない店がほとんどだろうが、吉木の家から学校への道のりの間に、朝からやってる大きなランジェリーショップがあるのだ。

 吉木はそこへ向かう。……今は女の体。誰も怪しんでいない。


 そう頭では思っていても、何故か見られてる様な錯覚に陥る。そして非常に興奮する。


 とりあえず俺は下着を何着か選び、それを店員に似合うか聞いてみる事にする。


 何しろブラジャーなんて着けた事が無い。どんなものが良いのか分からないので、店員に聞くしか無い。店員は若い女性だった。


「すいません……これ、私に似合いますか?」

「はい、試着はすみましたか?」

 試着?そういやしてないな。よし、まずは試着をしてみるか。俺は更衣室へと入る。


 しかし、良く考えたら着け方が分からない。とりあえず制服を脱ぎ上半身を露出させる。たわわな胸が、プルンと揺れ俺は自分自身の体に興奮した。


 とりあえずブラジャーを着けてみる。少し不格好だが、まぁ様になっているような気がしたので、外で待っている店員に聞いてみた。


「こんな感じです」

「あ、お客様にはもっと大きいサイズの方がよろしいかと思います」


 そう言うと店員は走って別のブラジャーを取りに行った。

 しかし……男の時の俺は貧弱な体だが、今の俺は随分凄い体してるな。ブラジャーから上乳がはみ出てるや。


 しばらくすると店員が戻って来た。今度は店員も更衣室に入り、あまりに不格好だったからか俺にブラジャーを着けてくれた。 驚いたのは、若い女性店員はいきなり俺の胸を揉んできた事だ。

 ブラジャーを着けながら俺の胸を揉んで行く。俺はつい声を漏らしてしまった。


「ぁ、はぁん」

 女性店員は顔を赤くしたが、手を止める事は無かった。


 暫くして店員は手を止めた。俺に合うブラジャーを見つけてくれたのだ。ついでに女性物のパンツも買い、俺は店で履いてそのまま学校へと向かう。


 学校へと着くといきなり騒がしかった。


 まぁこんな感じだった。


 まず学校に着くといきなり先生に呼ばれ、俺は転入生扱いだった。そして朝のホームルームで自己紹介をすることになってしまったのだ。


「えぇ〜と私の名前は……田中吉子です。○○高校から、親の都合で転校してきました」


 とりあえず適当な事を言って誤魔化した。しかし、なんだこの展開は……てか、俺の存在はどうなっているんだ?


 席は一番前の席になった。すると後ろから思春期まっさかりの男子達の声が聞こえて来る。

<ヒソヒソ>

「なぁ、吉子ちゃん可愛いよな」

「あぁ、それに胸でかくね?」

「Dはあるんじゃないか?」

「ブラジャーは水色かぁ〜。それにしてもなんであんなにスカート長いんだろ?パンツ見てぇ〜」


 オイオイ、全部聞こえてるよ……これが本物の女子生徒だったらどうなっていたんだ?


 と、ここでホームルームが終わりクラスからの質問が浴びせられる。


「田中さんて前の学校で部活何かやってるの?」

女子生徒からの一言だ。

「えぇ〜と、水泳部に」

 これは一応本当だ。男の時に水泳部に入っていた。成績もそこそこのつもりだ。


 それからも質問が続いた。

もの凄い速さで物語は進んで行きます。連載を打ち切られるくらいギリギリな描写をしていきたいと思います(笑

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