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第一話 夢の欠片
内容はさほど難しくありません。
思わず読んでしまうような
面白味のある小説になれば
良いと思っています。
何もない街。
ひたすらあるのは
平凡すぎた街並み。
普通に慣れすぎた世界。
皆が普通に暮らし、普通に過ごし、普通に笑う。
勿論俺もその一人で。
ふと空を見上げてみる。
雲達がひしめきあっている。
何故か俺にはそれさえもが幻想的に見えた。
手を伸ばす。
ーー届かない。
非日常が日常になる
自分に向けられる視線。
知らない景色。
責任。
愛。
夢の中を無我夢中で
駆け巡る一人の少年。
いつ消えるか分からないその中で
彼はひたすら生きることを選んだ。