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そんな私とまた

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

こんな夢を見たんですよ。

生々しくも淡い、恋愛ネタが入っます。

人間という生き物が苦手だった。生々しい肌の感触が苦手だった。朗らかな会話をするのが苦手だった。予測不明な行動が苦手だった。人間という生き物でありながら、人間が苦手だった。


気が付くと生まれたままの姿で白いシーツに包まっていた。顔と肩周りだけを飛び出した状態。驚く間もなく隣を見ると、私と同じ様な状態の男性がいた。綺麗な人だった。鮮やかな黒髪が頭皮を多い、同色の澄んだ目が此方を見据えている。肌は私と比べ物にならないくらいに透き通っていた。

人間という生き物が苦手だった。時折広告で目にする、完成された男体も女体も苦手だった。それなのに、隣に横になっている男性に対しては不思議と苦手意識がなかった。生々しいものを見たら、すぐに目を逸らす私にとって、かなり珍しい出来事だった。

呆然と眺めるのも束の間、今の場面が遠巻きになって、一つの球体になった。そしてそれを縁取るかのように、真っ白な蛇が体で縁取るのだった。


唐突に目が開く。見慣れた天井が私を見下ろしていた。寝る前に来ていたパジャマはちゃんと私に纏わり着いていた。私を覆う羽毛布団は首周りまで包み込んでいた。時計を確認すると、アラームが鳴り響く十五分前だった。

目覚めが良い。最高と言っても良い程の寝起きだった。けれども、『もしも』という言葉が点滅する。もしも今日が休日で、『二度寝』なるものをしたら、あの夢の続きが見られるだろうか。綺麗な人とのその後が見られるだろうか。

けれどもその『もしも』は平日という日程によって容易く潰されてしまうものだった。

だから、心の中でぽつりと呟く。聞こえぬ声を届ける様に。


――……人間に恋をする事は……生涯をかけてありません。全てにおいて苦手なので……。だからあの夢に姿を表した貴方様は、きっと人間ではないと思うんです。

……そんな私とまた……番っていただけますか……? すべて終わった今日でも……嬉しいので。


とりあえず、明日の予定は決定した。お会いしようと思うんだ。

物凄い対人恐怖症のコミュ障なんですよ。

ゴリゴリにR15の恋愛書いてますが、基本的に人肌を生で見るのが苦手です。

何とも言えない拒絶反応が起きます。

それがどれだけ美人であっても。


読者様:お前も人間なのにね( 'ω')

作者:はい。おかいしんですよ。本当に( 'ω')


だからきっと人外だと思うんですよ。

姿がどれだけ変わっても、美しい事に変わりはない、白蛇の君です。

だからまた明日、会いたいと思います。

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