くじ引き
「さて、チームが編成できたところで次の任務の説明を行う!」
大男が説明を始める。
ソウル達の班は第43班として登録された。今後は43班として行動していく事になる。
「.......今度は聞いてろよ?」
ソウルはシーナにボソリと呟く。
「.......っ」
「いてててて!?」
シーナはソウルの足をぐりぐりと踏んでくる。
「あはは」
レイがケラケラと笑う。こんな所もウィルにそっくりだ。
「そこ!うるさいぞ!」
偉そうな貴族の1人が声を荒らげる。
「.......心して聞くように」
大男はため息をつくと説明を続ける。
「これから、グループの代表にくじを引いてもらう。そこには君たちに任せたい任務が書いてある。そこで1週間任務をこなしてくれ、以上だ!」
大男がそう言うと、くじを持った貴族たちが現れる。そして他のグループが順番にくじを引いていく。
「誰がくじを引く?」
「.......」
シーナは何も答えない。
「じゃあ、僕がいこうか。せっかく入れてもらったんだからこれぐらいはさせてくれよ」そう言ってレイはくじの列に並びに行った。
「緊張だな」
ソウルはシーナに声をかけてみるが、相変わらず返答はない。
さて、先が思いやられるなぁとため息をつきながらソウルはレイが戻ってくるのを待つのだった。




