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女の子、拾いました
さて、目が血走った熊を倒したから街を目指そう!!
天魔の視界に映るのは・・・
どこまでも永遠と続きそうな森だった!!
「マジかよ!!」
そんな感じで緑いっぱいの森の中を、木の根をかわしながら歩いていると
「きゃあぁぁーーーー」
そう遠くないところで女性の悲鳴が聞こえた
そして、天魔は駆け出した!!
悲鳴が聞こえたところに息一つ上げず、辿り着くと
さっき殺したのと同じ、目が血走った熊がいた。
「やばべっ!!」
“テンペストスラッシュ”
刹那、一陣の風が吹き抜けた・・・
熊が頭と胴体に別れを告げた。
また、オーバーキルだ・・・
剣使おう、マジで
女性がうずくまっていた。辺りには息をしていないと見られる倒れている物がある
あれどう見ても・・・
スルーはダメだよね〜 なんかあの女性服高価そうだしな・・・
あとあと大変そうだから声でもかけに行こうか
こうして俺、皇 天魔とフェニアは出会うことになる。
“テンペストスラッシュ”
イメージは風が横幅に広くなっている切り刻む系統の魔法。
距離はだいたい100m以上飛びます。