8言葉と心
★オープニングソング★
時々遠くを見つめる~不安そうなアナタの横顔~
言葉と~心の間~それは~キミしかわからない~
見えないところで傷ついて~
一人で~涙を~流さないで~
全て~アナタの~言葉にして~
伝えて~そのまま~ためらわないで~
ア~ナタ~の~心の形~近くに~感じていたいから~♪
「おはようございます。渡辺アツシです☆
今日のTATEMONO探訪は、申し訳ナチス帝国のジュテームさんのお宅、新日本城です☆
先日、引っ越されたばかりということです。
早速お邪魔してみましょう。」
ピンポーン
「こんにちわん。渡辺アツシです~。」
「あ、ども☆ジュテームです。」
「早速お邪魔してもよろしいでしょうか?」
「あ、は、はい!どうぞ!あ、スリッパ使ってください!」
「あぁ、ありがとうございます。え~と、間取りは?」
「は、はい!洋室が10部屋と、和室が2部屋、大広間と会議室、寝室、風呂と・・・」
「あぁもう!いったんカメラ止めて!」
アツシはなぜかキレて僕を睨みつける。
「あのねぇ、王様!アンタしゃべりすぎ!これ、僕の番組!わかってる!?」
うわわわ・・・めっちゃ怖い・・・仮にも僕は王様だぞ・・・
し、しかしながら、僕と我が城の宣伝をしてもらうにはTATEMONO探訪に限るし・・・
他のCMは金が掛って仕方ないし・・・
「あ、すみません・・・気をつけます。」
「それじゃぁ王様、頼んだよ!じゃ、テイク2!」
重苦しい空気の中、何度も撮影中止になりながらもなんとか終了。
「あ、ありがとうございました。」
「いえいえ。王様も素敵な家にお住まいで。いや~、家って本当にいいですよねぇ」
この建物マニアが!と心の中で毒づく。心の中だけでね。
すると、
シュポッ
と、葉巻に火をつけるアツシ。
「あ~、今日の仕事はしんどかったねぇ。普通さ、なんか出るよね?」
「あ、あ~、気が効かなくてすみません。お疲れさまでした☆」
と、機嫌を取りながら麦とホップを手渡す。
「麦とホップはビールじゃないしねぇ!」
ヤバイ・・・ぶちぎれられた!
「あ、すみません。一番搾りを・・・」
「そういうことじゃないんだよ!これだよ!こ・れ!」
といい、親指と人差し指をくっつけて丸めている・・・
か、金か・・・この銭ゲバめ!
電通の佐藤裕也め!
こんな銭ゲバよこしやがって!
「あ~、す、すみません。これくらいで・・・」
といい、1000プイを渡す。
「はぁ?1000プイ?しけてやがんぜ。まぁいいや。王様だからこれくらいで勘弁してやんよ!おい!もう引き上げるZO!こんなとこいても銭になりゃしねぇ!」
・・・なんかそこまで言われる筋合いないんだけど。
・・・腹が立ってきた。
・・・黒魔法使ってやる!
はぁぁぁぁ!!
うなれ!俺のコスモよ!
きばれ!俺の肛門よ!!
うぅぅぅん・・・
ブリッ!
覚醒剤が菊門からぶりぶりっと出てきた!
「はぁはぁ・・・これを差し上げますから・・・!」
「こ、これは・・・末端価格で1000万プイはする上モノじゃねぇか!王様!今後俺はあんたの嫁探しのPRに命をかけるZE!」
ふふふ・・・。
これでしもべがまた一人増えたな。
てか、一人目のしもべだけどな。
・・・嫁探しの道は遠いなぁ・・・
はい!
今回はここまで。
いかがでしたか?みなさん。
申ナチの国主となったジュテームがどんな活躍をしてくれるのか、楽しみですNE☆
それではまた次回!
チャオ☆