表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/10

8言葉と心

★オープニングソング★


時々遠くを見つめる~不安そうなアナタの横顔~

言葉と~心の間~それは~キミしかわからない~

見えないところで傷ついて~

一人で~涙を~流さないで~

全て~アナタの~言葉にして~

伝えて~そのまま~ためらわないで~

ア~ナタ~の~心の形~近くに~感じていたいから~♪



「おはようございます。渡辺アツシです☆

今日のTATEMONO探訪は、申し訳ナチス帝国のジュテームさんのお宅、新日本城です☆

先日、引っ越されたばかりということです。

早速お邪魔してみましょう。」


ピンポーン


「こんにちわん。渡辺アツシです~。」

「あ、ども☆ジュテームです。」

「早速お邪魔してもよろしいでしょうか?」

「あ、は、はい!どうぞ!あ、スリッパ使ってください!」

「あぁ、ありがとうございます。え~と、間取りは?」

「は、はい!洋室が10部屋と、和室が2部屋、大広間と会議室、寝室、風呂と・・・」

「あぁもう!いったんカメラ止めて!」


アツシはなぜかキレて僕を睨みつける。


「あのねぇ、王様!アンタしゃべりすぎ!これ、僕の番組!わかってる!?」


うわわわ・・・めっちゃ怖い・・・仮にも僕は王様だぞ・・・

し、しかしながら、僕と我が城の宣伝をしてもらうにはTATEMONO探訪に限るし・・・

他のCMは金が掛って仕方ないし・・・


「あ、すみません・・・気をつけます。」


「それじゃぁ王様、頼んだよ!じゃ、テイク2!」


重苦しい空気の中、何度も撮影中止になりながらもなんとか終了。


「あ、ありがとうございました。」

「いえいえ。王様も素敵な家にお住まいで。いや~、家って本当にいいですよねぇ」


この建物マニアが!と心の中で毒づく。心の中だけでね。

すると、


シュポッ


と、葉巻に火をつけるアツシ。


「あ~、今日の仕事はしんどかったねぇ。普通さ、なんか出るよね?」

「あ、あ~、気が効かなくてすみません。お疲れさまでした☆」

と、機嫌を取りながら麦とホップを手渡す。


「麦とホップはビールじゃないしねぇ!」


ヤバイ・・・ぶちぎれられた!


「あ、すみません。一番搾りを・・・」

「そういうことじゃないんだよ!これだよ!こ・れ!」


といい、親指と人差し指をくっつけて丸めている・・・

か、金か・・・この銭ゲバめ!

電通の佐藤裕也め!

こんな銭ゲバよこしやがって!


「あ~、す、すみません。これくらいで・・・」


といい、1000プイを渡す。


「はぁ?1000プイ?しけてやがんぜ。まぁいいや。王様だからこれくらいで勘弁してやんよ!おい!もう引き上げるZO!こんなとこいても銭になりゃしねぇ!」


・・・なんかそこまで言われる筋合いないんだけど。

・・・腹が立ってきた。

・・・黒魔法使ってやる!


はぁぁぁぁ!!

うなれ!俺のコスモよ!

きばれ!俺の肛門よ!!

うぅぅぅん・・・


ブリッ!


覚醒剤が菊門からぶりぶりっと出てきた!


「はぁはぁ・・・これを差し上げますから・・・!」


「こ、これは・・・末端価格で1000万プイはする上モノじゃねぇか!王様!今後俺はあんたの嫁探しのPRに命をかけるZE!」


ふふふ・・・。


これでしもべがまた一人増えたな。

てか、一人目のしもべだけどな。


・・・嫁探しの道は遠いなぁ・・・



はい!

今回はここまで。

いかがでしたか?みなさん。

申ナチの国主となったジュテームがどんな活躍をしてくれるのか、楽しみですNE☆

それではまた次回!

チャオ☆

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ