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小さくって何が悪い  作者: オカメ香奈


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21 夜会

 淡い桃色の夜会服は私をいつにもまして幼く見せていた。

 鏡の中の少女は、どう見ても初等学校の上級生か中等学校に上がりたてのお子様にしか見えない。辺境にきて、少しは背が伸びて大人っぽくなったと思っていたのに。


 私はため息をついて鏡に背を向けた。


 ここは嫌い。


 砦の窓には厚いガラスが埋められていて、外からの光が歪んで見えた。狭い部屋に所狭しと置かれた荷物、乱雑に私の服を詰めていた梱包材が散らばっていた。


「かわいいですよ」


 ミーシャという男が手配した召使はにこりと笑いかけた。お仕着せがよく似合う彼女は内地の出身だ。髪を淡い金色に染めている。


「本当に髪色はこのままでいいのですか?」


「いいの。これで」


 私は髪型だけ整えた。髪はもう、染めない。

 この町の女たちは堂々と黒い髪をなびかせて闊歩している。私も髪の色に引け目を感じることはないはずだ。


「それより、ごめんなさいね。こんな狭いところで」

 少女があまりにも窮屈そうに衣装を直すので私は謝る。


「気にしないでください。ここはどこもそんな感じですから」


 召使はにっこりと笑う。

 とはいえ、お針道具は寝台の上に並べられて、窓枠に櫛やブラシが並べてある。この狭い部屋で物に当たらずに仕事をするのは難しいはずだ。


 この部屋でも、貴族用だなんて。


 これなら、自宅からここに来たほうがよかったかしら。そんなことを考えてしまう。


 それを、召使にこぼしたら彼女は首をかしげた。どうやら、この砦ではこの部屋はましなほうらしい。


「外に住んでおられるのですか?」召使は目を丸くする。「おひとりで? まぁ」


「あら、貴女、町に行ったことはないの?」


 そういうと彼女は首を振る。


「行ったことなんかありませんよ。だって外には危ない人たちがたくさんいるのでしょう? 呪われた民とか、分離主義者とか」


 さも恐ろしそうに召使はいう。

 呪われた民? 親切にしてくれた近所の人たちのこと? 分離主義者? フラウちゃんのファンクラブの会員のことかしら? まるで、化け物であるかのように声を潜める必要があるかしら。


「そんな人たち、いないわ」


 そう力強く主張したけれど。女の子は信じようとしなかった。

 彼女の頭の中では、砦の外は魔人が徘徊している危険地帯のようだ。


 砦の中と外ではこんなにも考えが違うなんて。

 私は彼女と似たような主張をしていたクリフ先生のことを考えた。彼はこんなところに住んでいるから、あんなに偏屈な考え方をしていたのだ。きっと。


 召使の女の子に弟を呼びに行かせて、私は連れてきた羽ウサギをようやく籠から出した。

 荷物を取りに行ったとき、うちには誰もいなかった。そういえば、みんな祭りに行くといっていた。部屋の中でごそごそしているのは羽ウサギたちだけで、誰も預ける人がいなくて、仕方なくつれてきた。


 女の子も羽ウサギを見てかわいいと目を輝かせたのだ。最初だけは。

 でも、魔獣だと聞いた途端害虫を追い払うような悲鳴を上げたので、かわいそうな羽ウサギたちはずっと狭いところに閉じ込められていた。


「おいで」


 二匹に餌と水をやる。

 こんなに大人しくてかわいいのに。餌と水に夢中な二匹の背中をなでる。


 ラーズ会長の話ではこの子たちは実はかなり頭がいいらしい。きちんと教えれば、犬並みのことはできるといっていた。


「ラーズさん……」


 私は彼のことを思い出して、またため息をついた。

 なぜ、彼は止めてくれなかったのだろう。私が内地に帰るといったら、真っ先に反対しそうな、そんな気がしていたのに。


 彼の力を使えば、私がこの町にいる口実の一つや二つ、作れると思うの。


 それなのに。


「あ、姉さん、着替えたんだ」

 そこへ、弟のザーレが私を迎えに来た。


 私は慌てて嫌がるウサギたちを籠に戻す。


 内地風に着飾った私の姿を見て弟は満足したようだった。


「うん、いいんじゃない。かわいいよ」


 私は弟をにらむ。


「その言い方、嫌いよ」


 弟は心外だという顔をする。


「この前は、『私、かわいいかしら』とかいってたじゃないか。少しは変わったと思ったのに。姉さん、気分屋だな」


 あのときはかわいいと思われたかったから、そういっただけ。誰にでもかわいいといってほしくはない。


「少し、裾を伸ばしますね」

 召使が立ち上がった私を見分して衣装を直す。


「ねぇ、ザーレ。ちょっと尋ねるんだけど、貴方のその、懐具合、大丈夫なのかしら」

 私はこそりと弟に耳うつ。


「大丈夫だよ。なにを、心配しているんだ?」


「いえ、だって、ここの砦付きの子でしょ。それなりに……」

 私は目で召使の女の子を追った。


「ここは人手が余っているから。安く人が雇えるんだよ」

 内地の十分の一だと、弟は自慢げに話す。

 そして、これみよがしに女の子に黄金を渡して下がらせた。


「いいの? そんな少額で?」

 私はびっくりする。


「いいんだよ。あの子、喜んでるよ」


 本当に喜んでいるみたいだったから、私はよりいやな気になった。

 砦の中は町よりも待遇が悪いような気がする。


 人が多すぎるのよ。私は結論付けた。

 こんな狭い場所に人を詰め込みすぎなのよ。ごみごみしたところに固まって住むくらいなら、外の町に住めばいいのに。


 廊下も外の通路も人でごった返していた。


 あまり広く無い通路を、行ったりきたり、舞踏会に招かれたと思しき上流階級から、そのお付き、召使、いろいろな職業の人たちがうごめいている。


 背の低い私は何度も人とぶつかりそうになった。


「どうしてこんなに混んでいるの?」

 お祭りの雑踏ならともかく、これはひどい。

「召使用の通路、この要塞にはないの?」


「あるさ」

 弟がぶつかりかけた男の背中に舌打ちしながらいう。

「でもね、今、この砦は人でいっぱいなんだよ。召使用の通路、とか、分ける余裕がないというかなんというか」


「町の宿に泊まればいいのに」

 内地から招かれた人のほとんどがこの砦にとどまっていると聞いて私はびっくりした。


「そんな。黒い民がたくさんいるんだろ。森に棲んでいた連中が」

 とんでもないというようにザーレは言う。


「たくさんいるけれど、広いし、清潔だし。ここよりは快適よ。少なくとも私の住んでいるところは」


「姉さん、勇気があるというのか、愚かというのか、よくそんなことができたよな。呪われたりしない?」


「馬鹿なこと言わないで。呪いなんて迷信よ。あれはただの病気なの」


「姉さん、どうしたの? 頭の中まで呪われちゃった?」


 弟はとんでもないことを聞いたという顔をした。

 そうだった。このことは内地の人たちは知らないのだ。かつての私もそんなことは知らなかった。ここにきて、いろいろな経験をして見えてきた。辺境にはここでしか通用しない真実がある。


「ところで、舞踏会ってどこで行われるの? 本当にこっちでいいの?」


 弟がより込み合っているほうへ向かっているのを見て、私はきいた。こんな中に突っ込んでいったら、私はつぶされてしまう。


「うん。ああ、みんな並んでいるねぇ。ミーシャに会えるかなあ」

 弟も不安そうにあたりを見回す。


「ああ、ここにいた」

 そこに着飾ったミーシャが現れた。黒を基調とした夜会服がとてもよく似合っている。


「よかった。うまく会えた」

 弟は心底ほっとした顔をする。


「ああ、エレッタ嬢、なかなかかわいらしい」

 ミーシャは私の姿を見て、微笑みかけた。

「昨日の服よりも、こちらのほうがあなたには似合っている」


「おほめいただいて、恐縮ですわ」

 私は儀礼的な挨拶を返す。ミーシャは普通の女性に対するように私に手を差し伸べた。私はそこにそっと手を添える。


 そして、私たちは長い列に並んだ。


 なぜ、会場になかなか入れないのかその理由はすぐに分かった。


 会場の入り口で、列が二つに分かれていた。そのうちの一つがとても混んでいて、それでみんな待たされているのだ。


「何の列ですか?」

 何をしているのか背の低い私にはよく見えない。私は背伸びをした。


「光の種を受け取っているのですよ、ほら、こうして光るために」

 ミーシャは私の手を放して、集中するように下を向いた。そうすると、ミーシャの体が淡く光り始める。


「あら……失礼ですが、ミーシャさんの等級は」

 思っていたよりも高い等級だった。私のなんちゃって貴族の等級とは比べ物にならない。


「今日は戦勝記念日ですからね。皆、正装します」


「それじゃぁ、こちらの列に並びましょう」

 私は人の少ない列をさす。そちらは光の種をとらずに、会場に入る稀有な人達の列だった。


「姉さん」

 慌てて弟が私を止める。


「いいじゃない。どうせ、私は光の種をとっても光ることはできないわよ」


「姉さん!」慌てる弟を見て、ミーシャは苦笑いをしている。

「ミーシャさんもそう思いますよね」


「いや、でも。いいのですか? 淑女のたしなみとして光っておいたほうがいいかと」


「結構ですわ。ここにはここの風習があります」

 そう、辺境では貴族のたしなみは必要ない。


「姉さん、そんな分離派のようなことを……」


「あのね、ザーレ。分離派って何? そんな人たち、私、みたことないんだけど」

 うんざりした私は弟にケチをつけた。そう、ここにいるのはフラウちゃんファンクラブの人たちだけだから。


「分離派って……その、異端者というか、黒い民に媚びを売る連中……ですよね?」

 ザーレはミーシャに同意を求める。


「異端者って、誰も全能なるお方のことを否定などしていないわよ。確かにここは辺境の民が多いけれど、それは仕方ないでしょう? もともと彼らの住処だったのだから」


「そういうのが、異端者の台詞なんだよ。呪われた連中の肩を持って、共和国と手を組もうとする連中の……」


 私はムカッとして言い返した。


「馬鹿なことを言わないで。辺境の民がここに住んでいたというのは事実でしょ。私の信仰のあり方は関係ないわ。それに光の種を摂っても無駄というのも、事実なの。あのね。ここでは、魔法を使いにくいの。ミーシャさんくらいの実力者ならともかく私みたいな低等級者だとろくに機械を動かすこともできないの。光るなんて、無理」


 私だって短い間だけれどここで暮らしてきた。自分の等級で何ができるかくらいわかる。やってきたばかりの弟たちとは違うのだ。


「姉さん、ひょっとしてあの騙りの提督、追放された公女に影響されてる? 呪われた連中と親しくしているから、影響を受けてしまったとか」


「だから、騙りとか追放されたとかそんな不適切なことを言わないで」


 フラウちゃんファンクラブの会員がここにいたらどうするというのだ。彼女が姿を現したときの熱狂ぶりを思い出して私は身震いをした。場をわきまえていないのはどちらなのだろう。ここは辺境で、星の都の酒場ではないのだ。


「いいですよ。私は構いませんよ」

 静かに始まった兄弟げんかにミーシャが割って入る。


「エレッタさんさえ気にしないのであれば、こちらから入りましょう」

 私たちは不機嫌な弟を従えて、空いている入り口から会場に入った。


 舞踏会の会場は薄暗かった。人々の発する淡い光が柔らかく室内を照らしている。光の種を取っていない私たちの周りは暗く、暗闇を縫って給仕している者たちにも無視されている。


「だから、いったんだ。無理してでも光の種がいるって」


「そんなこと、いっていたかしら」

 ぶつぶつ言う弟に私は冷たく言う。

「どうせ、光の種を飲んでいても持って半刻でしょ。そこまでして見栄を張りたいの?」


「飲み物をとってきますね」

 ミーシャが仕方なさそうにため息をついて私たちのそばを離れた。


 私もなんだかんだと理由をつけて弟のそばを離れる。一人になると、薄暗い部屋の中では私の居場所なんてわからない。意外にこれはいいかもしれない。この状態なら、小さな私の姿を探すのは困難だ。


 このまま、どこかに隠れてしまおうか。


 私はまだ誰もとっていない料理を皿に盛りつけて、この部屋からの脱出経路を探した。


「エレッタ先生?」


 机の上の飲み物をつま先立ちでとろうとしているところに、聞き覚えのある声が聞こえた。クリフ先生だ。


「あら、先生」


 いやなところで出会った。私は彼が食べ物を山盛りにした皿を見ていないことを祈りながら、振り返って愛想笑いをする。


「エレッタ先生。参加されていたのですね。この前の話ではてっきり……」


「親族を通してお誘いを受けましたの。あら、そちらは?」


 クリフ先生の後ろにはきちんと正装した上品な女性が控えていた。まるでファッション広告から抜け出してきたような夜会服を身に着け、淡く光る髪飾りをつけていた。ああいうのが今年の流行だったはずだ。

 彼女は小さい私を見るとかすかに目を見開き、それから何事もなかったかのように目をそらした。


「ああ。家内です」私たちは軽く挨拶をかわす。


「ここで会えるとは思ってもいませんでした。なにしろ、先生はあの連中と親しくしていると……」


「あなた……」

 クリフ婦人が咎めるように夫の肘に手をやった。

「ああ、これは失礼。とにかく、よかった。先生がこの夜会に参加されて」


 あの連中って、どの連中のことかしら。私の頭の中に浮かぶのはラーズ会長や黒い民と呼ばれている人たちのことだ。彼らと仲良くしていてはいけないのかしら。


「おや、クリフ先生。エレッタ先生」


 今度はアジル先生だ。一体どれだけ、知り合いと会うのだろう。アジル先生もきちんとした正装をして、奥さんを連れていた。こちらは地味で目立たない人だった。


「おや、アジル先生。お内儀。今日もお美しい」


 クリフ先生が慇懃な礼をする。

 初老のアジル夫人はかすかな笑みを浮かべて頭を下げた。


「この祝いの席を共にできることをうれしく思っておりますわ」


 会話に奇妙な間が空いた。待って? この奇妙な空気はなに?


「貴方。駐在された大佐にご挨拶しなければ……」

 やがて、何事もなかったようにクリフ夫人はクリフ先生の腕を取る。


「そ、そうだな。それでは、アジル先生、エレッタ先生」


 ひょっとして、無視されたの? 

 目を上げると、アジル夫人の茶色い瞳と目が合った。


「お気になさらないで。エレッタ先生。あの方はいつもああだから」

 老婦人は夫と目を合わせて苦笑いをする。

「あの方は内地に帰りたくて仕方がないのですよ。だから……」


 でも、あの態度はないのでは? それも年上の夫人に対して。


 そういおうとしたときに、薄暗い部屋の一角が明るくなった。


「みなさん、こんばんわぁ」

 野太い、でも、色めいた声が部屋いっぱいに響いた。

「今日は、この素晴らしい会に来てくださって、ありがとうございますぅ」


 光の中に巨体が浮かび上がる。目をさすようなギラギラの服は、皆がまとっている光を打ち消すほどに強力だ。


()()()()()()()()()、楽しんでおられるかしら。今日は皆さんに残念なお知らせがあります。我らが、辺境の守り手であり導き手でもあるフランカ総督は所用でこの会を欠席されるそうよ。代わりに、あたしが参加することにしました」

 巨体はウィンクしてポーズを決めた。

「あたしだけじゃないわよ。あたしのかわいい妹たちも参加するわぁ。よ・ろ・し・く」


 ざわつきすら消えていた。ピリピリとした雰囲気に私はこの場から去りたくなる。先ほどのアジル夫人の残した冷たい空気のほうがましだ。


「あの、方は?」

 私は笑顔が消えたアジル先生に尋ねた。

 あの人はどう見ても男だけれど、衣装は女だ。いったいなんとよべばいいのだろう。


「あれは辺境軍の総司令ヴェルソルミアですよ。……こんなところに顔を出すとは……」


「女の方?」


「おか……トランスジェンダーの方ですの。ああ見えても歴戦の勇者ですのよ」

 アジル婦人はいいなおした。表情から察するに、夫ほど嫌悪を抱いていないらしい。


「そ、そうなんですか」


「エレッタ先生はご存じではない? 『子猫の館』の話を?」

 アジル先生があきれたようにいう。


「こねこ、ですか?」

 あの目の前のおか……人が、子猫? どうみても猛獣、あるいは妖怪だ。


「ええ。ご存じないのですか? 有名人ですのに」


「まぁ。そうなのですか。お見かけした覚えはなくて」


「そうでしょうね。あの方は、この辺境全体の総司令でいつも前線を回っておられますからね」

 夫人はそっと私を陰によせてささやいた。

「この会場にいる方たちは認めたくないとは思いますが、辺境の顔の一人ですよ。それも、武闘派の」


「武闘派?」


 あのドレスを着た巨体が戦っているところは……想像したら怖かった。私の表情を見てアジル夫人は悪戯っぽく笑う。


「ああ見えても、素はなかなかの方なのですよ。部下の妹君たちもそれはもう……おきれいな方ばかりで」


「あれが、ですか?」


 ぞろぞろと入場してきた恰幅のいい紳士……もとい、服装は淑女、たちを見て私は言葉を失う。


「あら、化粧の下は精悍な戦士なんですよ」

 ふふふ、と奥様は笑った。

「その落差がたまらなくて……女性にはとても紳士的ですからね。あの方たちの男装した姿を見たら、きっとエレッタ先生もお分かりになると思いますわ。ほら、あの方」

 夫人は明るくなった部屋に入ってきた一人の男性をさした。淡い金髪に薄い色の目。明らかに高位の貴族とわかる整った顔立ちの軍人だ。

「あの方、この町の守備隊長様も子猫の出身なんですのよ」


 その男性と一緒に何人かの神官も会場に姿を現している。神官の登場が何かの合図になったのだろうか。今まで薄暗かった部屋は、昼間のように明るくなっていた。


 そんな明かりのもとで、私の姿もあらわになる。この薄桃色の子供が着るような服はとてもよく目立つ。


 せっかく、目立たないように隅にいたのに。


 私はさらなる逃げ道を探した。きょろきょろと周りを見回していると、神官の一人と目が合った。彼はおっという風に目を見開いて、にこりとした。


「先生」


「アークさん?」

 ラーズ会長の元部下は今日は神官服を着ていた。


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