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禁域  作者: 禅海
第三章
161/204

161

「シンプルに凄かった。市民クラブとか、大学のよさこいサークルが参加してたんだけど、みんなプロみたいなクオリティで。善生くんも来ればよかったのに」


「いやあ、都琉さんのことは知ってても、都琉さんの友達のことは知らないし。それに去年もおととしも来てるから、ちょっと一年くらい間を置いた方が来年もっと楽しめるんじゃないかなってさ」


「じゃあ、来年は……みんなで観に行こうね」


 昼間よさこいが行われていた大祭本部に近い場所は今、よさこいで披露された大飾りの神輿(みこし)が展示されているとともに、大きなステージが仮設されて、どこぞやの芸人や手品師やら演歌歌手などを招いたショーイベントが行われている。都琉から受け取った脚本のコピーを封入した茶封筒を丁寧に駅のロッカーに預け、私たちはショー会場とは逆方向へ向かうと、そちらはそちらで色鮮やかな的屋の露店が立ち並び、どこまで続いているとも知れないほどに先が見えない。


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