7/24 うっせーボケ死ね!って言われた。
結局昨夜は掃除したら疲れたのでもういいやってなって寝た。
メイドが起こしに来るような事も無かった。
今日の昼前になってようやく目が覚めたわしは、腹が減ったのでキッチンに向かったのじゃが。
何故かそこにはエプロンつけておたまで煮物の味見をしてるあの小娘が居た。
何しとるんじゃお前はと聞くと、
うっせーボケ死ね!
だそうである。
メイドは少しキッチンから離れて居ただけらしく、そんなわしらのやり取りを聞いて飛んできた。
小娘も飛んだ。
わしにしたように飛びかかるのではなく、純粋にメイドに飛び付いていた。
おねーさまっ!
とか言って。
わし頭痛くなって、メイドに事情を説明させたところ、
行くあてもなく放浪していたら魔王の噂を聞き討ち滅ぼしに来たけどメイドに負けて、
んで懐かれた。
らしい。出来れば住み込みで働かせてやってほしいなんて言い出すもんじゃからわしは困ってしまった。
断ろうかとも思ったのじゃが、途中で本人が頭を下げて、
魔王なんかに仕えるのは嫌だけどがんばるからっ!
とか言うので笑ってしもうた。
とりあえず怒る気力も失せてしまったので、メイドにはちゃんと面倒を見るよう言いつけておいた。
わし優しい魔王じゃし。
しかしあの小娘は何者じゃ?
聞きそびれてしもうたな。
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普段は
ぼっち姫は目立ちたくない! 〜心まで女になる前に俺の体を取り戻す!!〜
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