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7/19 新たなる風味。
今日は昼食に蕎麦をたべた。
なんというか、うどんは食べた事あるが蕎麦は初体験じゃった。
近所に美味いと評判の店があるとの事でメイドとヒナを連れて行ってきたのじゃが、最近はヒナもほぼ普通の人間と同じようになってきたので店で驚かれるような事もなかった。
やはりわしと長い時間一緒に居るのが原因なのかもしれん。
それはそうと、蕎麦というのはうどんよりもざらざらしていて、もっちり感が無かったので口に入れた瞬間は微妙だと思ったのじゃが、これは侮れぬ。
噛めば噛むほど独特の風味が広がりなんとも言えぬ。
薬味を少しずつ追加しながら天ぷらと一緒に食べたのじゃが、なるほど。
この世界の蕎麦職人とやらはいい仕事をするではないか。
うどんもあの食感や喉越しがとてもわしお気に入りだったのじゃが、これは蕎麦も並び立ってしもうた。
なんともまぁ食というのは大事なものよな。
ヒナも大喜びじゃったし。
ヒナはこれ以上成長する事はないじゃろうが、それでも子供はよく食べ無いとならん。
貧しいのは嫌なもんじゃ。
