6/18 メイド面接ふたりめ。
今日はもう一人のメイドと面接をした。
結果を先に書くと、採用。
まず巨、ではなくて。
そう、美しい。むしろ写真よりよほど綺麗であった。
さらに言えば、高身長ですらっとした細身、キリリとしたクールビューティー系なのにもかかわらずどこか幼さのような可愛らしさを感じた。
そして、これはそう。あくまでおまけ要素的な事でそんなにわし拘ってる事じゃないのであるが、巨乳である。
この世界には奇乳という言葉があるらしいが、もちろんそんなのではなくて常識の範囲内の巨乳でありわしの一番好みの大きさ。
これ大事。これに関して緻密に書くと凄まじく長くなってしまうので今回は割愛する事にしよう。
とにかく、それだけで即採用しようと思ったのじゃが、名前がどうもおかしい。
冥途野 芽衣子。
履歴書にふりがなが無かったので気付かなかったのじゃが、
めいどのめいこってどう考えてもすげーあやしいじゃろ?
じゃから偽名じゃろ? ってストレートに聞いてやったのじゃ。
答えは勿論、はい偽名です。
なんで? メイド募集になんで偽名使うの? あまりに当然の如く返されてしまったのでわし何も言い返せなかった。
怪しすぎるので採用を見送ろうとしたものの、こんな逸材他におらんしわしは頭を悩ませた。
しかし、特技を聞いてわしは採用を決めた。
家事全般はもとより、5秒ほど目を瞑ってほしいと言われ、その通りにすると5秒後には目の前にあふたぬーんてぃーせっとなる物が現れていた。
よくわからん形のトレイにのったまかろんとかいうお菓子はとてつもなく甘くて美味い。
そして、用意されていた茶もなんともいえぬ風味高い香り。
その場でつい声高に、採用! と叫んでしまった。
声裏返ってなかったかな。わしちょっと心配。
見た目めっちゃ好みで超有能なメイドを採用しない訳がない。
……のじゃが。
よく考えたらあれを5秒で用意出来るのか?
無理じゃろ普通。
なんかわしちょっとだけ怖くなってきた。
しかも、よくよく考えたらおかしな事はまだある。
以前不当解雇にあった事があるからきちんと契約したいと言って、なにやら契約書を出してきたのでサインをしてやった。
今になって気になったからよく契約書を見直してみたのじゃが、
本契約は終身契約となっており破棄はできないものとする。
……これ、なに?
わしなんかまずい事した?
わしめっちゃ不安になってきた。
でもでも、巨乳で完璧で巨乳で綺麗で巨乳なメイドじゃし解雇はないじゃろ。
むしろメリットもあるはずじゃ。
特に契約書のここ。
基本的にどのような命令でも承り、万が一抵抗した場合力ずくで言う事をきかせても構わないこととする。
普通こんな事契約書に書くじゃろうか?
これは何でも言う事を聞くし、嫌がるような事でも無理矢理何したっていいという事じゃろ?
……わし今夜眠れるかしら。
まだ夕方じゃ、気分を落ち着かせる時間はある。
今夜からちゃんと口臭対策もしておいた方がいいじゃろうか?
契約は完了していて、明日からメイドはうちに泊り込みで働く事になっておる。
明日からドキドキワクワクでセクセクハラハラな毎日が始まってしまうやも?
あー早く明日にならぬかのう。
もしかしたら明日からこの日記は官能日記になってしまうやもしれん。
と、ついつい不安と興奮で長文を書いてしまった。
明日を楽しみに、今日はこのくらいで筆を置くことにしよう。
改めて、お読みいただきありがとうございます☆彡
ここからメイドとの生活が始まっていきますが、あくまでもこれは魔王様の日記なので(笑)
人の日記帳を覗き見てるような気持ちで生暖かく見守っていただければと( ◜◡◝ )
まぁ、日記ですから忙しい方は適当に飛ばして読んでもそこまで問題ないと思います(笑)
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