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精霊日記  作者: あ
壱章 事件は若葉が咲く頃まで
6/6

帰宅と準備


精霊さんと家に帰って来ました。



……


この後ってどうしたらいいんでしょう?


「あのー?精霊さん?お名前聞いてもいいですか?」

「ん?特に名前はないけど、そうだなぁ…前のマスターは(れい)って呼んでいたよ。」


うまく話がふれません…でも、前のマスターって…


「えっと、零さん?前のマスターってなんですか?」

「別に敬語なんて使わなくていいのに…僕ら精霊は契約したらマスターが死ぬまで側にいる。死んだら僕ら精霊はまた世界に混ざる。だから君になる前のマスターだよ。」


前のマスターさんが零さんに名前を付けていたってことですね。前のマスターさんってどんな人だったんでしょう。


そもそも、精霊は主人(マスター)を守るって言うのはわかったんですが、何か違う理由がある気がするんですよね…じゃないと、精霊が武器を持つ必要もないですし…


「零さんたちの目的ってなんなんですか?」

「僕ら精霊は主人を守るのが役目だよ。あと、力を付けるのも役目かな。強力な精霊になれば精霊同士でも高い地位につけるし。ところで、君は1人で住んでいるのかい?他の部屋からも気配がしないけど。」


なんだかとっても大切なことを流された気がします。気のせいでしょうか…


「母が2年前に亡くなってから、ほぼ1人暮らしですね。私の父はもともと出張が多くて年に数回しか帰って来ませんから。でも、今日からは零さんがいるから1人じゃないですよ!」

「そうなのか…僕はずっといるからね。」


零さんはにっこり笑ってそう言ってくれました。


さぁ、明日からは学校もありますし、支度をしてまた明日に備えましょう!


「これからよろしくお願いします!零さん!」

「ああ、こちらこそ。よろしく、マスター!」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー





「マスター…今度こそ守るから。」

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