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電車の彼  作者: 小夜
5/8

体育祭

だいぶ遅くなりすいません。

とうとう、体育祭に入りました!!今回も楽しんでいただければと思います!

しばらく、なっちゃん達とぶらぶらしていると、放送が入った。


<ただ今より借り物競争を始めます!飛び入り参加OKなので、皆様奮ってご参加ください!>


「ねぇねぇ、出てみようよこれ!」

「あぁーー。いかにもあんたが好きそうな競技だよね。いいよ!でもウチは出ないから。」

「えぇ~!?なん、」

「それ以上言ったら怒るよ?」


※なっちゃんは運動音痴。


一緒に出るのはあきらめて、グラウンドに出ようとした時。わたしは気づいてしまった!


「あ、わたしスカート…。」


本日、ヒロ君に会えるかもということで水色のフレアスカートにブラウスという、運動にはちょっと向いていない服…。


「…だめかぁ。」

「ふっふっふ。こんなこともあろうかと…ジャーン!!」


そういってなっちゃんが取り出したのは部活のユニフォーム。(ちゃんと上下あるよ!)


「「おぉ~!さすが!」」


急いでトイレで着替え、エントリー用紙に名前を書き込む。


<他にいらっしゃいませんか~!では、エントリーを締め切ります!>


おお!危なかった。


そして始まる借り物競争!始めのダッシュを一番で抜ける。(実は運動も好きなんだ)


「さーて、私の借りる物は」


手に取った紙に書いてあった物を見て固まる。…書いてあったのは、【白の長ラン】で、白の『長ラン』って、白組の応援団長が着ている物。


三日前の電車で聞いた言葉を思い出す。


“あっ!そういえばヒロ。お前応援団長になったんだってな!”


白組の方を恐る恐る見てみると、


「うわーー。」


嬉しいやら、恐ろしいやら。


…ヒロ君白組。





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