表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/13

能力

『気になったんですが、伸行様の能力はどのような?』

確かに気になる事があった。

人にはそれぞれの体にあった特性などがある。

アリアスなら雷系統がもっとも使いやすい、という感じだ。



「う~ん。異眼と適当な魔術だな。召喚・使役が一番得意だと思う。」

そう伸行の特性は属性なし。

なので、決まった属性系統は特に無い。

その分たくさん魔術を使うので魔力の減りにバラつきが有り、とてもしんどい。

そして、魔力の貯蔵量も並ではないので回復も遅い。

『召喚・使役ですか…主にどのようなものを召喚したりするのですか?』

異眼を所有している人は結構いたりするが、使役召喚を主にするのは珍しい。

召喚・使役といってもその種類は何種類もある。

未確認種・伸行のように古来の武器・動物・場所・神にまつわる物・現代の武器など…。

特に未確認種だったり神にまつわるものだったり

古来の英雄が使っていた武器などは最強クラスといっても過言ではない。



「古来の武器が殆どだけど、未確認種も2体か…後は神クラスものがほんのちょっとだけ。でも、場所とかは召喚できないし、使うと魔力の減りがひどいからあまり使わない。」

アリアスはとんでもないほど、驚いた。

この伸行の体にどれほどの魔力が貯蔵されているのか真剣に気になった。

『まさか…実際にいるとは。』

実際、神クラスを召喚する人はこの学園にもいたりする。

しかし、こんな身近にいるとは思いもしなかったのだ。

「??」

理解できないといった顔をしている伸行。

『いえ…それで、異眼はどんな異眼を?』

使役・召喚のエキスパートみたいなので、異眼も凄いものではないかと気になった。

だが、異眼も一応その体に不適合だった場合。

最悪失明などもするそこそこ危険な代物だ。



「これは使い物にならない。」

眼を指差しはっきりと言う伸行。

『使い物にならない?』

これにも、アリアスは驚いた。

異眼は本来もの凄く使えるのだ。

実際中には【神殺しの魔法の眼】と呼ばれる代物もあったり【Ice pickle《氷漬け》】

と呼ばれたりするものもある。

「そのうち使う時が来るだろう…な。あんまり使いたくないけど。」

顔をぐしゃぐしゃに歪めて、嫌な事をアピールする。



「アリアスの能力は?」

今度はこちらの番というように、伸行は息を巻く。

『…試してみますか?』

アリアスは、伸行の力を見たくなった。

「でも、学校は?」

伸行の皮膚に鳥肌が勝手にぶつぶつと出来ていた。

『春休みです。』

綺麗なグリーンの瞳をアリアスはキランと輝かせる。



…結局伸行を引っ張って、トレーニング室に入っていった。

次は戦闘になると思います。

お気に入り登録ありがとうございます!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ