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寝る前のこと

 今、当たり前に思うことが、この先も当たり前だと思えることの難しさに気付いた去年の冬。

 辛いと思っていたことをやめた。やめたらもっと辛くなった。惨めだ。

 「辛」の字に1本たすと「幸」になる。まさにそれだ。

 幸せは虹に似ていると僕は思うんだ。虹は外からしか見えないからね。

 振り返れば輝かしかった僕がいて、今にも未来にも、もう僕はいないような気がして…。

 全てが辻褄合わせで、種も仕掛けもあって、あの日懐いていた猫はただお腹すかせていただけで…。

 昔はいっぱいあった欲しいものが、今ではもうない。

 もしも神様が降りてきて、願いを1つ叶えてあげようと言われたら僕は何を答えるんだろうか?お金かな?愛かな?永遠の命かな?

 そんなことあるはずないのにね。けど考えちゃうんだ。

 そして僕は眠りにつくんだ。

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