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今日

　新しい風が自分の前に吹いているのを感じる。自分だけが乗り遅れて取り残されてしまったように感じる。いや、取り残されたのだ。

　「僕の孤独が魚だとしたら、そのあまりの巨大さと獰猛さに、鯨でさえ逃げ出すに違いない。」

　シャープペンシルを動かしながら、ある小説の一文を思い出していた。

　あの日から何度同じ気持ちになり、何度同じ内容を確認しただろうか。何度も何度も同じ気持ちになり、その度にそのことに対してちゃんと向き合ってきたのは、今よりも孤独になりたくないからだ。ちゃんと確認しなければ、自分がどこにいるかすらわからなくなりそうで、怖い。

　そんなことをノートに書き付ける。ノートに書くと、どういうわけか、気持ちが楽になる。だから書くんだ。

見てくださり、どうもありがとうございます！

至らない点がたくさんあると思いますが、どうかあたたかく見守っていただけると幸いです。

この小説を次に活かしたいので、感想や評価を書いていただけると幸いです。