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第一章 第5話.忍び寄る影と魔王の余裕

 「20名?それは、本当か?」


 魔王は、玉座に座りながら蝙蝠姿の魔族から話を聞いていた。


 「はい、魔王様。配下の者達を遣わせ、隣接するアヴァンディール皇国からこの魔王城近辺までの道のりを隈なく捜索させてみましたが、例のあの騎馬隊の他に人間と思わしき姿を目撃した者は、おりませんでした。」


 「…なるほどな。ご苦労!引き続き警戒任務にあたってくれ。」


 「はっ。」


 「魔王様。」


 玉座の間から蝙蝠姿の魔族が廊下へ歩いていくと音も無く忍装束に身を包んだ女魔族が現れた。


 「至急、魔王様のお耳に入れておきたき案件がございましてご報告にあがりました!」


 忍魔族は、スッと立ち上がると玉座の隣まで移動し、じだを打った。


 「なるほど………そう言うことか。」


 魔王は、玉座から立ち上がると一人ほくそ笑んでいた。



 







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