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出会いと話し合い1

 プロローグから続編を望んで下さって有難う御座います。




 どこか気が抜けた感じでスーツケースを引きながら歩いている寝ぐせ付きの少年の僕の話をちょっとさせて欲しい。


 とは言っても僕についての情報が必要だよね、一体何者がこうして話をしているのかも分からない話なんて聞きたくないもの…




 僕の名前はきたむらりょう東西南北の最後の北に村八分は怖いですねで村の字を書きまして今年は冷夏なのか単にに肝が冷えているだけなのか涼しいですで「北村涼」と申します。




 一応この物語の主人公としてやっていきますので、どうかお見知り置き下さいお願い致します。




 どこかクセのある天然パーマに性格的に多少達観してるなーッて自分でも思うことは有ります。


けど大丈夫、まだ青春に甘い幻想をいだいて人生に希望を持って前に進みたいと思ってます。




高校生の卵ですからね、僕はこの春からはれて義務教育を卒業いたしましてついに高校へ入るのです!やったぜ、受験期間の背伸びして頑張った甲斐はどうやらあった様だよ。




本当に普段の授業にやっとだった僕にしては勿体無いほどの学校に受かってしまった。






 さてこの物語はきっとこれから平和な学園ライフ日になっていく予定です。


それは宇宙からの侵略者と光線を放つ銃を片手に対峙したり、異次元の自分と世界をかけた戦いをしたり、哀愁とタバコの臭いを漂わせながら殺人事件をアンニュイに解決したりはしないよ。




別にちゃーんと物語は成立するから安心してね!




 とこんな具合に僕がこれから心身を更に育むために一念発起して親元を離れる訳だけど、寝食の面倒をみてくれるのが学生寮「小谷荘」いわゆる寮生活と言うわけだよ。やったね!




 あ、因みにだけど今「涼が寮生活するってw」って親父ギャグを思い付いたそこの読者さんは50点減点だからね、0点になったら罰則だよ。




 さて、そこにつくまでは折角だから一先ず僕の話からしていくことにするよ、まずはじめに無味乾燥と言うのは流石に語弊が有ったことを先に謝っておこう。




 そんな達観して人生から解脱しているような人生観は持ちあわせてなんていない。


 だってそんな高校生の話なんて面白くもなんともないでしょ…?




 どうなんだろう?それを逆手に取ればある意味一目を置かれる可能性は必ずしもゼロじゃないのかもしれない。


いやいや待っ待ったそんな高校生になりたいわけじゃない。




僕に意外な一面なんて持ち合わせて無いからね。


僕は平均で平凡で普通の高校生に過ぎないんだ、まぁ、変な葛藤が多いことだけ覚えてくれればいい。




 しかしまぁ僕は高校に進学する時に僕にしては大きな挑戦をするんだけどそれが寮生活という訳なんだ。




色々込み入った事情はそれまでに有ったし、それが一番良い選択だったと思ったからである。 


正直なところ家には居づらいから寮生として進学した理由。




小学校から大学まで一か所に固まって大きな敷地を持ってる学校が増えていて、僕も設備が整ってる学校に背伸びをして入学する。




子供の数が減っていると言われて時間が経ってるけど、僕が生まれる前からの事だし、今では専門学校卒業の方が職に就けるし、お金はもらえる様になった。






 寮には管理する人がいるらしいけど、自分の事は自分でしなくちゃならない。


その為に僕は色んな今日まで練習してきた、家事スキルがあるからね。


卵焼きを作ろうとしたってスクランブルエッグに!


洗濯機にポケットティッシュだって僕にかかれば爆発飛散するんだ!




 失敗してないかって?違うね!成功への必要経費を払っているだけなんだからね!


と、そろそろ僕の身の上話もそこそこにしよう。


このままだと全然話が進まないからね、




 うーん都心から距離は離れていないはずなのに乗った電車二両しか無かったんだけど…大丈夫だよね?


寮の周りにコンビニ位はあるよね?




きっとこういう不安なときはポジティブしんきんぐをするといたんだ。


 しんきんぐって意味も分からなかった訳なあっ!そっか「考える」って意味、よし思い出せた思い出せた。




そんな感じでスーツケースを引きながら道端で小さくガッツポーズをしているのが僕、きたむらりょう


東西南北の北に木に寸って書いて北村、涼しいで涼って名前です、以後お見知り置きを




さっきから長々と話してたのは僕の話。


学校のは一度行ったことがあるけど、寮へ直接行くのは初めてだから、自分の来た道が合っているかちょっとだけ自信が持てない。




自分の家から乗り継いできた電車は数回の乗り換えの末に線路が一本で三両しかなくなり、今の僕は少し心細い。


…辺りを見渡すと線路沿いには誰が植えたか桜並木になっている。




 見上げると六分咲き位まで花を開いた春の風物詩が微風に揺れているそれがこの先の踏み切りまで薄紅色の川を作っていた。



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