怪人と魔法少女(国家権力付き)
多分今日中にあと一話投稿します
三話目は明日投稿しますので許して…
最近マジで隙間時間での書き溜めができない
白菊さんが眠った後、突然ドアを叩く音が聞こえ
聞き覚えのない声が響く。
「警察です、開けてください」
警察が来たことに驚くものの、
何もしていないから大丈夫だろうし
逆に近所で何かあったのだろうか…と少し怖くなりながら扉を開ける。
が、直前で見た光景を否定するためチェーンをかけて
応対することにする。
「どうしてチェーンをかけたのですか?
チェーンを外して応対してもらえますでしょうか」
「すみません、少し事情がありまして…」
「はぁ…いえ、いいと私は言いたいところですが
あなたにかけられている罪状が罪状なので拒否します。
拒否すればチェーンカッター等を用いて強引に開けるのもやむなしです」
どういうことだ、と思いつつ私はチェーンをかけた原因である
扉の向こうで警察の方の後ろにいる人物…魔法少女の一人である
礼華さんがなぜここにいるのかということについて考えていると…
何やら記憶が流れ出してくる。これはミニ私の記憶か、
と考えるのもつかの間で私が烈華さんを蹴り飛ばしている光景が目に浮かぶ。
「今回ばかりは完全に私が悪いですね、ごめんなさい」
素直に謝るなぁ!!
え、私何やってんの!?私完全にやらかしてるじゃん!
「君には魔法少女たちから肉体的及び精神的DVの疑いが
かけられています。早急に開けていただけると助かりますが…」
…は????
え、敵対した罪とかじゃなく????
DV…ドメスティックバイオレンス???
「した覚えがないんですが…?」
「…そう思われるのであれば、
一度出てきていただけるとありがたいです」
◆◆◆◆◆◆◆
「よかったー、大丈夫そうだねナッさん」
笹谷さんは私に笑いかけながらも手錠をかけてくる、はい?
「あのね、ちょっと大事みたいな感じかもしれないけど
一旦受け入れてほしいな」
なんだかわからないが…仕方ない、とりあえず今は受け入れておこう。
いざとなれば多分外せる奴だろうし…
「今、ナッさんにはマジでヤバイ疑惑がかかってるんだー
警察のお偉いさんを廃人にした疑惑、
施設の警備を全員昏倒させた疑惑…そして、五花の魔法少女
沢渡烈華に対する敵対行為。今は一部の関係者にしか
バレてないけど…ナッさんの立場的にばれたらまずいよ」
怪人だからね。それはそうだね…ミニ私め!!!
よくもやってくれたな…!?
「だから一旦話を聞くためにお母さんと一緒に来たの。
一回会社に来てもらってみんなに会って、話を聞かせて?」
「…えーと、わか、りました。無実の証明のためなら…?
え、そちらの方お母さんなんですか?」
母親同伴でこんな話させられてるの私。
大丈夫?国の諸々がかかってるヤベー案件だよ?
「そう!私のお母さん警察官なんだ、
だからちょっと協力してもらっちゃった」
あーなるほ、ど?いや、今考えても無駄だ。
そこから数十分かけてパトカーで元の会社に連行され
魔法少女専用で用意された休憩室に案内される。
「お久しぶりです、ナツさん!」
「おはよう、ナツさん」
友音さんと瑞希が元気よく挨拶してくれるが
爽さんは私の腰に手を回してお腹に顔を押し付けていて
何やら烈華さんはこちらに警戒した目を向けつつも
爽さんを羨ましそうに見るという謎の表情を見せている。
「とりあえず皆さんに説明していただけますか?
わかっている範囲内でいいので」
「うん、私の知ってる範囲内で教えるよ」
そこからしばらく。天才と催眠ババァの話、
あとなんかミニ私と変身できる話は
伏せて起こったほぼすべてを話す。
「…そんなことが」
「逃げた天才たちは?大丈夫なんですか?」
瑞希さんは口を覆って信じられないといった表情を浮かべ
爽さんは冷静に事態の解決に走り出そうとする。
「よかったー…そういうことだったんですね」
「うんうん、烈華ちゃんが言ったことはほんとだったけど
ナツさんはちゃんとナツさんだった!よかったよかった」
礼華さんは胸をなでおろし
友音さんは胸のつかえがとれたように笑う。
が、まだ烈華さんの顔が晴れない…なぜだろう?
何かに気づいているような感じがするが…
「…すまねぇんだが、
そのポケットに入ってる人形みたいなのは何だ?
さっきから気になって仕方ねぇんだ」
…え?
「非効率です私。もっと情報を相手に与えるべきですよ」
は?
「喋った!?」
「ナツさんの声だよ!?」
「ミニナツさん!?」
「失礼、ミニナツさんではなくカゲロウと呼んでいただければ」
畜生!いつの間について着てやがったんだこの私はァァァァ!?!?!?
次回、変身バレ予定
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