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怪人と休暇の始まり

休日は平日よりも遅くてもいいのでは?(時間ガバってすみません

次の日。引くほど人がきた。

その次の日。さらに人がきた。

その次の次の日。さらにさらに人がきた。

その次の次の次の日。さらにさらにさらに…


ア”ァァァァァァ!!!

何だこの繁盛は!?!?!?!?!??

もう嫌だこんな仕事ッ!!!!

辞めたいけどしっかりした職場だから何とも言えなーい!!

なんで来たんだ瑞希さーん!!


今日の営業が終わり心の中で叫ぶ。

初日の瑞希さん来訪の影響がここまで大きいとは…。

その上、SNSなどを覗くと

喫茶店としても高く評価されており、

ネズミ算のように連日来る人が多くなっていた。


「つかれ、た」


初日はあんなにうれしい悲鳴を上げて喜んでいた

白菊さんもグロッキーになっていた。


「さすがにこれ以上増えるのは…まずいですね…」


と、机に伏して答える香織さん。


「初バイトの職場が繁盛するのはうれしいんすが…やばいっすね…」


アルバイトの太陽くんも椅子の上で疲労困憊で半分夢の中だ。

もう全員限界だ…基本スペックが怪人レベルの私さえ疲労がたまっているのだ。

みんなの方は疲労がピークなのだろう。


そんな時、突然白菊さんが叫ぶ。


「私は決めたッ!!!!ここから一週間は臨時休業にします!!」


「え!?大丈夫なんすか!?」


その叫びに太陽くんが反応する。

その顔は、心配をしている顔ではなく、喜びの顔に染まっていた。


「ノープログレム!これまでの繁盛の影響でもうこの店を起業した分のお金はたまったし、

 黒字も黒字の状況だよ!!というかみんな疲れたでしょ!?

 私は疲れた!!それにこの状況がしばらく続くとなるとお金は稼げるかもしれないけど、

 私たちが過労死する!!」


「そうだね…もうこの状況が続くのは避けたいね、もうこれが続けば私も本気で死ぬ」


「そう!!ならばこの営業の形を変えなければならない!!

 だからこそのこの休暇!六日間休んで英気を養って、最後の日に

 この店のこれからをもう一度考えます!!」


これが最善手だろう。もう我々の頭は疲労の二文字しか浮かんでおらず、もう

今話し合いをしようとしても確実におかしな方針しか浮かばないだろう。

だからこその休みだといえる。


「七日目の話し合いに関しては諸々の連絡を五日目にします!!

 はい!これで今日の営業終わり!!解散!!」


私たちはもうこれ以上考える必要はないという結論を最速でたたき出し、

家に帰った。


 

こいつらいっつも休んでんな…

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