主人公の背景
俺ももうすぐ20歳か!
いろいろあったな…
学生の楽しみは皆無周りから浮かない程度の空気感だけは維持して自分に厳しくし身体を鍛え
必要な栄養を摂取し学業はおろそかにならない程度した。学校もお金がかからない方法で入りゴールは多く人を助けられる特殊部隊に入りたいと考えている。
俺は両親の写真に手を合わせお辞儀した。
俺の両親は俺の一歳の誕生日プレゼントを買いに出かけた時に警察の捜査では飲酒運転によって轢き逃げされて亡くなったと
親戚達より聞いているその時俺の家に祖父母達が来ており俺の子守をしていたため俺は無事だったということ
未だその犯人は19年間捕まっていないということ…
ものごころがついた頃に詳しい内容を祖父母達に聞かされた俺は何もできない無力すぎるその時の自分がとても悔しく
今も何もなかったかのように笑って生きていると思う犯人に憎悪を感じながら
両親のそばに落ちていたというプレゼントを強く握りしめて泣いていた。
両親のプレゼントはその時俺がテレビに釘付けになってポーズを真似ようとしていたという戦隊もののロボットだった。
車に轢かれてボロボロになっており一部無事だったロボットの胸に装飾されていた真紅の球体をネックレスにし身につけている。
小さい頃から俺はヒーローという存在が好きだ!
必ず悪を倒し人を救いだす瞬間はいつみても痺れるあれは男なら一度は必ず憧れる。
でも現実はそんなにテレビのようにうまくいかないことはわかっている!
それでも現実でどれだけその存在に近づいて沢山の命を救いだすことができるのかただその終わりなきゴールのためだけで自分にモチベーションを保ち続け頑張って来れた。
そう…
いつものようにそのような考えをしながら朝4時30分ほどに起きて日課のランニングをしていた時だった。
〔シュイイイイイイイィン!!!!!!!!!!!!!〕
〔あれっ?俺浮いてねっ?〕
走るモーションをしながら思った。
〔シュポン!〕
その音を聞いた後俺は唐突に眠くなった。