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This dog kills racist(3)

 エレクサゴン共和国の首都、ナオネトの一角にあるアルビオン合衆王国大使館で働く人材はさまざまだった。というのも、アルビオンは最上位に王室を頂いてはいるものの、基本は複数の諸侯が治める領地の連合体であり、王室をはじめとする諸侯たちが大陸での利権を求めるため、自分の息がかかった人間を送り込んだからだった。


 そうした人々の中で、もっとも役に立たないと目されている人物がいた。


 ジェイムズ・ロニー・ターナー。白髪に近い灰色の髪はいつも適当になでつけられており、黒縁眼鏡の下の瞳は気だるそうに濁っている。運動不足のためか、シャツの腹の部分がぽっこりと膨れていた。不惑はとうに超えているが結婚はしていない。服装はなっておらず、動作の一つ一つが緩慢で、口さがない者からはのろま野朗と呼ばれている。


 アントリウム領出身のジェイムズは書類整理という閑職にまわされていた。薄暗い書類室で茶を飲むときを除いて一日中、書類をかき回すのが仕事だ。


 今日もジェイムズは死んだ魚のような目で職務に当たっていた。椅子に腰掛け書類を弄んでいると、書類室のドアが控えめにノックされた。


「どうぞ」やる気のない間延びした声で、ジェイムズは入室を促した。「開いているよ」

「お手紙が届いています」


 入ってきた男は礼もせずに一通の手紙をジェイムズの机に置いた。退室の際にも礼はなかった。ジェイムズはこれでも貴族の端くれなのだがそんなことは気にしなかったし、用が終わったらさっさと出て行って欲しいから何も言わなかった。


 緩慢な動作で蝋を剥がして封筒を開け、中身を検める。少し読み進めると、ジェイムズは途端に顔をしかめた。今年の葡萄酒の出来はどうだとか、飼っている猫が子供を産んだとか、そういう他愛ない文章を装った、それは暗号文だった。視線が紙の上を走り抜ける。


 スタスオーグか。読み終わった手紙を眺めながら、ジェイムズは葉巻をくわえ、火をつけた。紫煙を吐き出す。ちょうど国境だな。やれやれ、なにをやっているのだ。影の兵に関わるなど。しかも連中の依頼主を探し出して、どうにかしてくれ、とは。実に厄介な仕事だ、とジェイムズは思う。だが、まあ、それが自分の仕事だからやらぬわけにもいかない。


 机の引き出しを開け、二重底の下から冊子を取り出す。旧世界関係で影の兵を使いそうな奴、か。ページをめくりながらジェイムズは考えを巡らせた。心当たりはあるが、どう扱うべきだろうか。容疑をはっきりさせたら、適当な情報を教会に流してやろう。鋼鉄騎士団がうまくやってくれるはずだ。


 ジェイムズは意力を発動させ、手紙と封筒を完全に処分すると葉巻の火を消して資料をしまい、のっそりと立ち上がって部屋を出た。



 犬に連れられるまま、ドニたちはシュダーガートの街を出た。


 地面に鼻先をこすりつけ、においを嗅ぎながら犬は進んでいく。ときたま顔を上げて立ち止まり、耳を小さく震わせて周りを窺ったりする。


 その後ろを歩くドニは、揺れる尻尾を見ながらファニアからアルマーニュ語の講義を受けていた。アルマーニュ語の文法は複雑怪奇なもののように思えたが、それはきっと、自分がこれまで意識せずエレクサゴン語を話してきたからだろう。短い時間でそれらを完璧に教え込むことは無理だとファニアもわかっていて、会話の中で頻出する単語や主に使われる文型、動詞を教えることに終始した。


「ファニアは何ヶ国語を話せるんだ」と講義の途中でドニは聞いた。

「そんなに多くはないわ。ロムルスとエレクサゴン、それにアルマーニュだけ。ロムルス語は母国語なんだけど、エレクサゴン語とはよく似ていたから憶えやすかった。ほとんど方言に近かったわね。最後の子音の発音がたまに怪しくなるけど。アルマーニュ語はだいぶ苦労した覚えがある。なんていうか、規則正しすぎるって印象。だから最初は、聞きよう聞き真似に身振り手振りでごまかしたものよ」


 そう言って、ファニアは苦笑する。だがその顔は少し誇らしげでもあった。


「マックスは?」

「俺は、あー」と一瞬何かを考えるようにしてから、マックスは答えた。「エレクサゴン、アルマーニュ、それからウィ・ノナのエルフ語、あとラッスィーヤ語ぐらいかな。ロムルスとエスパーナも片言ならいけるぜ」


 その言葉に顔を歪めて、ファニアは絶句する。


「そんなに」とドニは驚きを隠せずに、言った。

「ああ、女の子を口説くのには必須だからな」

「どこで憶えたんだ」

「主にベッドの上かな。どれが母国語か、なんて聞くなよ。あれこれ頭に突っ込んだからよくわからなくなってるんだ」


 そんなことを話しながら、ドニはふと思う。アルマーニュとエレクサゴン、陸続きの隣り合った国同士で、こんなに言語が違うのはどうしてだろう。いくつかの単語はお互い輸入したりしているようだが、文法がまるで違うのはなぜか。ドニには言語の成り立ちがよくわからないし、これまで自分が話している言葉そのものに意識を向けたことすらなかったが、距離が近ければ、交流があれば、似た言葉を喋りそうなものではないかと思う。


 言葉とは、なんなのだろう。なぜいくつもの言語があるのだろう。一つの言葉をみんなで使えば苦労はしないはずなのに。それができない理由があるとでもいうのか。言葉とは、まるで古い因習や言い伝えのようだとドニは思った。


 疑問を抱えながら、なだらかな丘の合間を縫うように、ドニたちは犬の後をついていく。空は抜けるように青かった。晴れていても気温はさほど高くない。少し涼しい、といったところだ。ドニの故郷ほどではなかったが、ある程度、緑を見ることもできた。背の高い木々が丘を覆っている。


 先頭を歩く犬は、一行を丘の上へと導いた。緩やかな斜面を登りきると、盛り上がった大地に隠れるようにして、それはあった。


「あれは」とファニアが声を漏らす。「旧世界の遺跡だわ」

「遺跡、あれがか」


 壮観だった。きっちりと四角く区切られた敷地に巨大な建物が並んでいた。高さはスタスオーグの聖堂と比べるほどでもないが、奥行きと横幅はその逆だ。それでも四、五階建ての建物ぐらいはあるだろう。そのうちのいくつかは崩れて朽ちかけ、色褪せていた。この建物群が何のために作られたのか、ドニはむろん、知らない。


「あれは……なんなんだろうな。すごく広いみたいだけど、何のためにあんなものを作ったんだ。宗教のため、とは思えないけど」


 ドニは遺跡を見ながら、言った。教会にせよ聖堂にせよ、宗教にまつわるなんらかの装飾が施されているものだが、いま目にしている遺跡にはそれがなかった。むしろそうした飾りを徹底的に廃した作りをしている。そのせいか、のっぺりとした印象さえ受けた。ファニアに意見を求めようと、彼女に視線を送る。


「見た感じでの推測だけれど、あれはきっと工場ね」

「コウジョウ?」

「いろんなものを作る場所よ。旧世界では私達が持ってる銃やラジオといった、いろんなものを工場で作ってたのよ。いまでも動く――旧世界以降に作られた工場がないわけじゃないけど、旧世界のそれと比べたら規模も生産速度も段違いでしょうね。工作機械がもとから違うもの」

「機械って、なんだ」

「そうねえ、水車や風車ならわかるかな。あれを、もっと複雑にしたものだと思えばいい。小麦を挽いたりする工場もあったみたいだし」


 犬が振り返る。そして小さく、ワフ、と吠えた。これを見せたかったのだというような素振りだった。


「あそこがポリクラブのアジトなのね」


 そう言うファニアに、当然、犬は答えることなどできない。が、代わりにうなずくような仕草をする。こいつは人間の言葉がわかるのだろうか。同じ人間の使う言葉を覚えるために四苦八苦している自分が、なんだか情けなくなってくるドニだった。


「姿勢を低くしろ。いま、調べる」とマックスが言った。


 ドニとファニアはその言葉に従った。犬も伏せの姿勢をとる。もしあそこがポリクラブのアジトなら、監視されているかもしれなかった。全員がその場にしゃがみこむ。マックスは旧世界の遺跡に視線を向けて、意力を発動した。灰色の瞳に青い靄が集まっていく。視力を強化しているのだ。


「当たりだ。人がいる。武装してるな……錬度はチンピラ並だが。立っていいぞ。周囲を監視している様子はない」

「何人ぐらいいるんだ」とドニは聞いた。

「外に六人。敷地の出入り口近くと一番でかい建物の周り、それから巡回してるのがそれぞれ二人づつだ。あのでかい建物の中にマルティンがいるのかな」


 マックスは目の意力強化を解除する。


「それで、マックス、本当にあいつらと接触するつもりなの」とファニアの不安げな声。

「俺一人に仕事させる気か? お前ら二人だけでイチャつこうったってそうはいかんぞ。俺も混ぜろ。冗談だよ、そんな顔するんじゃない。実際、俺一人でも上手くやれる――」

「俺も行くよ、マックス」とドニはしっかりとした口調で、言う。「手伝いがあったほうが簡単だろ」


 自分の胸に、好奇心の火が燃えているのをドニは感じている。初めて目にする旧世界の遺跡と、ポリクラブという組織に対して。あの工場ではなにが作られていたのだろう。そして、ポリクラブは何を考えているのだろう。ポリクラブに関しては別にしても、ドニはあの遺跡に、宝物――光り輝く何かがあるような気がしていた。自分を興奮させる、なにかが。


「あなたが行くってことになると、私もついていかなきゃいけなくなるんだけど」


 ファニアは自分の首元を示しながらそう言った。爆弾入りの首輪。それを突かれるとドニとしては言い返せなくなる。自分の都合で彼女をも危険に晒すことは、望むところではない。


 少しだけ考えるような顔をしてから、ファニアはこう続けた。


「でも、まあ、いいわよ。私も一緒に行く」

「いいのか?」

「あんな奴でも一人で行かせて万一戻ってこなかったら、目覚めが悪いから。それに、旧世界の遺跡には興味がある。いいものがあるかもしれないし」


 トレジャーハンターであるファニアはあの遺跡にお宝が眠っているかもしれない、と思っているようだった。


「俺一人でもいいんだが、そうだな、マルティンを連れ出すには人が多い方がいいかもしれん。男を抱えて走るなんてごめんだ」

「俺がそれをやるのか」とドニ。

「その可能性も考えといてくれ。じゃ、言ったとおり、新規入会希望者のふりをする。事を荒立てたくないからな。隙を見てマルティンを気絶させるなりなんなりして、こっそり逃げる。俺が中心になって動くから、お前たちは見張りといった、援護をやってくれ」

「嘘でもあいつらの仲間のふりをするなんて、いい気分はしないけど、仕方ないかな」とファニア。

「色仕掛けをやりたいなら、そう言ってくれ。こっちは歓迎だ」

「……しつこい!」


 ファニアは顔をしかめた。


「お前もそうだよな、ドニ?」

「えぇと、ノーコメントで」

「馬鹿なこと言ってないで、行きましょう。あなたも――あれ?」


 振り返った先にいるはずの犬の姿が見えない。周りを見ても、犬はいなかった。


「あの子、いなくなっちゃった。どこへ行ったんだろ」

「自分にできるのはここまで、ってことなんじゃないかな」


 あの犬は本当に賢いのだろう、とドニは思う。ここに来るまでの間、無駄に吠えたりはしなかった。落ち着いた犬だった。しかしあの犬が賢かろうとそうでなかろうと、どちらであっても主人を悼む気持ちは変わらなかったろう。そんな気がした。


「任された、ってことね」ファニアはうなずきながら、そう言った。「その分、頑張らなくっちゃ。あの子のためにも」


 ドニたちは丘を下り、遺跡へと向かった。できるだけ害意のないように装うようマックスから言われていたので、そのとおりにする。同じ人間なら見た瞬間撃ちはしないだろうということだったが、ポリクラブにそうした論理が通用するのか、ドニは少し不安だった。横を歩くファニアも同じようなことを考えているらしく、眉間に浅くしわを寄せていた。マックスだけが平然としていた。


 敷地は金属で編まれた網で仕切られていた。いたるところが錆付いてぼろぼろだ。その網が途切れたところに、人が二人、立っていた。立ち番だ。


 彼らに銃を向けられたときはさすがに心が波立った。が、マックスが手を振り、アルマーニュ語でなにやら話すと警戒を解いた。それから、ファニアを指で示して、また何か言う。二人の立ち番が可笑しそうに笑った。マックスも一緒になって笑う。ファニアはずっとしかめっ面だった。


 立ち番の片方が、案内するというように歩き始めた。ドニたちはそれを追う。歩きながら、ドニは遺跡を観察した。遠くからでは見えなかった細部が、よくわかる。建物の窓には硝子がはまっていた。歪みはないようだったが、表面に苔がびっしりとついていて向こう側は見えない。壁にはひびが入っているものもあった。いまにも崩れそうなほどではなかったが、いくつかの建物は実際、既に崩壊していて、うかつに近づくのはやめた方がよさそうだ。


 ポリクラブは遺跡の中で比較的損傷の少ない建物をアジトとして使っていた。マックスが言っていた、一番大きな建物の前に連れていかれる。大きな扉にはやはり錆が浮いていたが、開け閉めする分には問題ないようだった。案内してきた男が、扉に手をかける。


 扉が開いた。かつては物置として使われていたのだろうか、広い空間だった。内部は薄暗い。案内役に誘われるまま足を踏み入れると、錆と油の匂いが鼻をついた。


 そこには、五十人ほどの構成員が集まっていた。彼らを前に熱っぽく何事かを叫ぶ男。駅長が差し出した人相書きと特徴が一致する。マルティンだ。拳銃を片手に持っている。その横にもう一人、黒い服を着た男が影のように立っている。


 マルティンの右斜め後ろに、どこかから拉致されたのか、拘束されたドワーフが跪かされていた。


 黒服の男から、ドニはただならぬものを感じ取る。態度から察するにマルティンの右腕のように思われた。護衛かもしれない、という考えが頭をかすめるが、それなら武器を持っているはずだ。黒服は、少なくとも見た限りでは銃を持っていなかった。服の下に隠し持っているのか、あるいは――意力使いなのか。


 マルティンが芝居がかった身振りと共に声を荒げた。開いた口から泡が飛ぶ。構成員たちが腕を上げて叫んだ。そのとおりだ、と。演説のようだが、ドニにはマルティンの言葉がわからない。


「ファニア、あいつは――マルティンはなにを言っているんだ」


 ドニは小声で聞いた。案内役の男はマルティンの演説に聞き入っているようで、それを咎めることはしなかった。


「あまり、通訳したくないんだけど」とファニアもまた小声で返した。「……あいつ、あのドワーフを処刑しようとしている」


 ファニアが言い終わる前に、マルティンが言葉を切った。構成員たちもそれにあわせて静まり返る。拘束されたドワーフに向き直り、マルティンは拳銃を持った手を持ち上げる。撃鉄を起こす音。止めなければ、と思うが身体が動かない。いや、動いてはいけない、と知っているからだ。意力があっても、数十人の武装した男たちに刃向かうことはできない。マックスも黙って見ていた。


 ドワーフが何かを叫んだ。誰かの名前のようだった。直後に、銃声。反射的にファニアは目を伏せた。ドワーフの頭が爆ぜる。血が床に飛び散る。ドニは瞬きせずにそれを直視してしまう。ドワーフの死体が音を立てて床に転がった。ポリクラブの構成員たちが熱狂に包まれる。大まかにだが、なんと言っているのかはドニにもわかった。死んだぞ、やった、地上を汚す害虫がまた一匹減った――そんなところだ。


 マルティンは死体の片づけを部下に命じた。構成員がぱっと動いて死体を運んでいく。墓に入れてやることはしないだろう、とドニは思う。その辺に野ざらしのまま捨て置いて、腐るに任せるに違いなかった。死体に対する尊厳の欠落にドニは冷たいものを感じた。彼は、あのドワーフは殺されるだけのことをしたのだろうか。いや、ポリクラブにとってそんなことは関係ないのだ。ドワーフだから、人間じゃないから、殺す。


 命がこんなに軽く扱われるのは、どこかおかしい、間違っている。


 ドニたちを案内した男がマルティンに駆け寄った。新たな仲間のことを報告したのだろう。マルティンは大声で何かを言った。わからない、言葉が、彼らの思考が。彼らと同じ言葉を話すとき、自分にも彼らのことを理解できるようになる――なってしまうのだろうか。


 そう思いながら、ドニはポリクラブ構成員たちの、歓迎の拍手を聞いた。



 一人の獣人が丘の間にある小道を歩いていた。その頭部は、狼、というよりは犬だ。鼻をひくつかせる。標的のにおいを嗅ぎ取る。スタスオーグで情報収集した彼は、その際に標的のものと思しき血痕を見つけ、そのにおいをしっかりと覚えていた。


 においは丘の上へと続いていた。獣人は意力を発動させる。地面が波打った。ぐにゃりと動く大地が獣人を丘の天辺へ運んだ。旧世界の遺跡を見つける。


 標的はあそこにいるに違いなかった。が、獣人は標的そのものはどうでもよかった。彼の興味は赤い鉤爪を打ち破った、標的のボディガードに注がれていた。どんな奴なのだろう。どんな意力を使うのだろう。自分の意力はそいつに通用するのか、そいつが死ぬとき、どんな顔をするだろうか。楽しみでしょうがない。


 獣人の顔に、殺戮の期待が浮かんでいった。

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