『最期の戦』
一応設定まとめときます。
①曜日ごとに世界が別れてる。この世界は月曜日。
②日曜日を支配する神である『サン』が他の曜日を自分のものにしようとする。
③主(主人公)を殺せばその曜日が手に入るので、曜日ごとの主を殺そうとする。この曜日の主は魔王。
④ラスボスである九尾を倒したら、突然日曜日の世界に飛ばされて、そこにサンと曜日ごとの主が集まっていた。
っていう感じです。なんかメタいというかなんというか……
これがサン……あまりの迫力に体全体が金縛りにあったかのようだった。巨大だからこその大きさではない。圧倒的な実力。
瞬間の出来事だった。サンによって放たれた炎が目の前まで来ていた。超巨大、そして速すぎるそのスピード。手のひらから膨大な量の魔力の波動を発射させて寸前で避けた。こういった避ける際には、魔力を噴射させるととてつもない勢いを出せるが、魔力の消費は凄まじい。
そんなことを考えている間にもう一度追撃が来ていた。最早炎の弾ではなく、マグマの弾と言った方が正しいほどだった。どうする、もう避けれない。そう思った瞬間、金曜日の自分に助けられた。土曜日の主は、どうやったのか、マグマの弾の軌道を逸らしてサンにぶつけた。
「これくらいやればダメージがあるだろ。」
金曜日の主がそんなことをボソッと言っていた。だが、サンはそれを飲み込むようにして、吸収してしまった。
☾︎その程度か……☽︎
「っ……何か来るぞ!!!」
水曜日の主が全員に叫んだ。それは分かっている。明らかにサンは体から何かを発射しようと溜めている。自分の魔法『創造破壊』で巨大なバリアを作って対策をした。
だが次の瞬間、サンの体からは先程の超巨大なマグマの弾が大量に発射された。他の曜日の主にもどんどん発射されていく。だがそんな様子を見ている暇はなかった。自分のバリアで防御するしかない。だが、一発当たっただけでバリアは粉々になってしまうので、何度も何度も作り直さなければいけない。
ようやく攻撃がやんだ。そう思った瞬間、金曜日の主がサンに攻撃しにいった。スラッと長い刀を持っている。何故だろうか、魔力を感じない。もしや魔法が使えないのか!?だとすればサンに特攻するなど身の程知らず極まりない。というか、大丈夫なのか。
だがその心配は杞憂に終わった。金曜日の主が刀を一振すると、サンの腕を一刀両断するように真っ二つに斬った。
「ぅおおおっ!!」っと全員が思わず叫んだ。だが、サンはそれをものともしないように再生すると、金曜日の主を叩き潰そうとした。だが火曜日の主がサンの右腕を燃やして動きを止めた。
☾︎火力が足らん……☽︎
サンがそう言うと、視界が突然真っ赤に染まった。違う、燃やされている。あまりの熱さに感覚が麻痺していた。燃やされていると気づいて突然全身に痛みが走った。
ただでさえ、魔力を消費仕切っているのにもう反抗等出来ない。そう思った瞬間、炎が赤色から青色に変わった。そして痛みは無くなり、どんどん傷が再生されていった。
「俺の魔法で炎を『再生の炎』に変えました!!時間はかかるけど、確実に治癒できます!!」
辺りを見渡すと、木曜日の主がそう言っていた。するとサンは不服そうに一言だけ言った。
☾︎小賢しい……!!☽︎
「倒してみろよ、サン!!!」
火曜日の主がそう言うと共に、全員がサンに突撃していった。世界をかけた戦いはもう既に始まっている。
『最期の戦』 完
一応言っておくと、曜日ごとっていうのは今連載してる他の作品のことです。是非そっちもチェックしてね!




