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魔法陣かんせ〜

題名ふざけすぎや

「ルシファー……!」

「ケリをつけようか、ミハイル。」


ミハイルは抱えている全員を地面に下ろして、ルシファーに向き合った。

瞬間、ルシファーは炎の翼で体を覆うようにして、ミハイルに突撃した。だが、ミハイルは白く美しい翼を広げ、ひょいと横に避けた。


「狙い通りだよ……!」


ルシファーは炎の翼から腕を出して、ミハイルを掴んで地面に押し倒した。


「ミハイル!」

「やめろ魔王!そっちに首突っ込んだら、九尾すら止めれない!!」


魔王の叫びを遮るように、勇者が叫んだ。

ミハイルは今、ルシファーと交戦中だ。そこの二人で戦ってくれているなら、わざわざ首を突っ込まずに、九尾を止めなければ行けない。

魔王は翼を広げると、九尾にバレないように、九尾の背中からそっと飛び立って、勇者の方に向かった。

離れた場所から見ると、地獄絵図だった。ミハイルとルシファーが目にも止まらない速さで戦っている。そして九尾は、口から『破壊の炎』をはいて、そこら中の物を破壊し尽くしている。


「魔王よ……このまま地上に戻ってはダメなのか?九尾が暴れていることなど無視しとけばいいではないか。」

「いや、いずれ九尾は地獄から地上に降りてくる。いや、登ってくるの方が正しいのか?とにかく、九尾は俺を狙ってる。俺が地上に降りた時の対策くらいしているだろう。」


そういったのを察知したかのようにタイミングよく九尾がこちらを見て、【ゴオオオオオオォォォオオオ】と吠えた。


「近所迷惑だよっ!!!」


勇者が剣を持って、九尾に突撃した。叫んでいる今が一番のチャンス。確かにそうだ。魔王もそれを追うように走った。

勇者が剣で九尾の膝裏を斬ると、ガクンッという音が鳴ったかのように、九尾は足を曲げて転びそうになった。

そして曲がった足を掴むように、魔王が魔法で、地面を盛り上げた。九尾が身動きが取れなくなった隙に、勇者が攻撃しようとしたが、九尾は、足を無理やり引っぱり出して、地面がクレーターのようにえぐれた。

そして、九尾は怪我をしたはずの足で、勇者と魔王を蹴散らすように足をジタバタとさせた。

魔王が翼で少しフワッと浮かんで勇者を持ち上げたから良かったものの、一歩間違えたら二人とも死ぬところだった。


「翼があるならいつも持ってくれよ!」

「フワッと浮かぶくらいしかできないの!」


怪我をした九尾は、低く【グルルル】と唸ると、地面を見た。何かあるのかと思い、つられて地面を見ると、そこには何か『魔法陣』のようなものが、血液で描かれていた。

すると突然、ルシファーもミハイルとの戦いを放置して、九尾の近くまで飛んできた。


『魔法陣完成』。


そう叫ぶように唱えると、九尾とルシファーは黒い光の玉のようになり、少し経つと二つの玉は一つになった。


「まさか……」

【合体だ……!!】


最終奥義、通称『明星の九尾』である。

眠過ぎて締め方がめっちゃ適当になってしまった。

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