第三話 勇者様だってモテはする!
今回の話、ほぼ全部会話だけで、状況説明とかも少ないので、会話から状況を想像してもらえるとありがたいです。
魔王ちゃま「今日も勝負に来たぞー!勇者ー!」
勇者様「ちょっと待ってー、大乱闘スマブラやってるから。」
魔王ちゃま「また扱いか雑!読者飽きるて!」
秘書様「今日魔王様は何と…告られた回数で…ブフォッ!(笑笑笑笑笑)」
魔王ちゃま「笑うな秘書!俺は真面目だぞ!」
秘書様「いや笑ってなんか…ギュワハハハ(笑笑笑笑笑)!」
魔王ちゃま「笑い方!!ワンピースでもそんな笑い方のやつ居ないって!」
勇者様「…そういうことなら良いだろう。乗った!だが単純に開示しても面白くない。ここはあえてゲームをしないか?」
魔王ちゃま「ゲーム!?」
勇者様「そう、まずこのチップを告白された回数分置く。だがこの際、嘘をついてもいい。その置かれたチップが嘘か本当か当てるゲームだ。嘘だと思ったら申告する。嘘だった場合は当てられた方が開示し、本当だった場合は間違えた方が開示する。」
魔王ちゃま「ほう…よく分からん。」
勇者様「マジか…!」
説明中…
秘書様「ルールは両者わかりましたね?それでは、早速初めとします!よーい、スタート!」
勇者様「これだあああ!」
魔王ちゃま「俺はこれだあああ!」
勇者様『23枚』
魔王ちゃま『4枚』
魔王ちゃま「絶対嘘!」
勇者様「何ッ!?良…良いのか?そんな簡単に申告して!!」
魔王ちゃま「見るからに嘘!!ワンピースのネタバレでワンピースは仲間の友情っていうありきたりな展開ぐらい嘘!!」
勇者様「どういう例えだよ!!」
魔王ちゃま『いや、だが待て…こいつは腐っても勇者!!言わば市民の英雄…!こんな人物なら23人も有り得るのか…!?』
魔王ちゃま「だがここは敢えて…NOだな!勇者!お前は23人に告られてなどいない!」
勇者様「クッ…何ィッ!!何故バレたァ!」
魔王ちゃま「マジで嘘なのかよ!…で実際は何人なんだ?」
勇者様「言うしか…無いか…」
魔王ちゃま「そうだ!言え!」
勇者様「………0人」
魔王ちゃま「なあ勇者…」
勇者様「何だ…?」
魔王ちゃま「勇者様から賢者様に変えた方がいいんじゃないか?(笑)」
勇者様「人の心とかないんか!?」
魔王ちゃま「まあ待て、1つ聞きたいことがある。勇者、お前今何歳だ?」
勇者様「…26歳だが。」
魔王ちゃま「そうか魔法使いまであと4歳か。」
勇者様「こいつアバタケダブラで消し飛ばしてやろうか!?」
今回の勝負 魔王ちゃまに人の心がなかったので勝ち
魔王ちゃま「こうしてまた魔王ちゃまに謎が増えたのであった…」
勇者様「勝手に謎多き人物にしてんじゃねえよ!!」
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