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悪役にだって勝ちはある!  作者: レタス
第一章 ほのぼの
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第三話 勇者様だってモテはする!

今回の話、ほぼ全部会話だけで、状況説明とかも少ないので、会話から状況を想像してもらえるとありがたいです。

魔王ちゃま「今日も勝負に来たぞー!勇者ー!」

勇者様「ちょっと待ってー、大乱闘スマ(スマートフォン)ブラ(ブランド)やってるから。」

魔王ちゃま「また扱いか雑!読者飽きるて!」

秘書様「今日魔王様は何と…告られた回数で…ブフォッ!(笑笑笑笑笑)」

魔王ちゃま「笑うな秘書!俺は真面目だぞ!」

秘書様「いや笑ってなんか…ギュワハハハ(笑笑笑笑笑)!」

魔王ちゃま「笑い方!!ワンピースでもそんな笑い方のやつ居ないって!」

勇者様「…そういうことなら良いだろう。乗った!だが単純に開示しても面白くない。ここはあえてゲームをしないか?」

魔王ちゃま「ゲーム!?」

勇者様「そう、まずこのチップを告白された回数分置く。だがこの際、()()()()()()()()。その置かれたチップが嘘か本当か当てるゲームだ。嘘だと思ったら申告する。嘘だった場合は当てられた方が開示し、本当だった場合は間違えた方が開示する。」

魔王ちゃま「ほう…よく分からん。」

勇者様「マジか…!」


説明中…


秘書様「ルールは両者わかりましたね?それでは、早速初めとします!よーい、スタート!」

勇者様「これだあああ!」

魔王ちゃま「俺はこれだあああ!」


勇者様『23枚』

魔王ちゃま『4枚』


魔王ちゃま「絶対嘘!」

勇者様「何ッ!?良…良いのか?そんな簡単に申告して!!」

魔王ちゃま「見るからに嘘!!ワンピースのネタバレでワンピースは仲間の友情っていうありきたりな展開ぐらい嘘!!」

勇者様「どういう例えだよ!!」


魔王ちゃま『いや、だが待て…こいつは腐っても勇者!!言わば市民の英雄…!こんな人物なら23人も有り得るのか…!?』


魔王ちゃま「だがここは敢えて…NOだな!勇者!お前は23人に告られてなどいない!」

勇者様「クッ…何ィッ!!何故バレたァ!」

魔王ちゃま「マジで嘘なのかよ!…で実際は何人なんだ?」

勇者様「言うしか…無いか…」

魔王ちゃま「そうだ!言え!」

勇者様「………0人」

魔王ちゃま「なあ勇者…」

勇者様「何だ…?」

魔王ちゃま「勇者様から賢者様に変えた方がいいんじゃないか?(笑)」

勇者様「人の心とかないんか!?」

魔王ちゃま「まあ待て、1つ聞きたいことがある。勇者、お前今何歳だ?」

勇者様「…26歳だが。」

魔王ちゃま「そうか魔法使いまであと4歳か。」

勇者様「こいつアバタケダブラで消し飛ばしてやろうか!?」


今回の勝負 魔王ちゃまに人の心がなかったので勝ち


魔王ちゃま「こうしてまた魔王ちゃまに謎が増えたのであった…」

勇者様「勝手に謎多き人物にしてんじゃねえよ!!」

この作品に満足いただけたなら★やブックマークなど是非お願いします!(乞食)

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 ……また勝った……。  てか、勝ち方が……。  やはり魔王だ……。
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