九尾
小説を書く時間は出来ましたが、いつ出来なくなるか分かりません。そうなった時は恐れ入りますが、しばしお待ち下さい。
パーカー男の腰まで水が溜まった。水に足を取られて歩けない。
「………っ──!」
ミハイルが容赦なく、男の首元を狙って攻撃した。だが首を横にかたむけて、寸前で攻撃を避けた。パーカーにかすって、フードが脱げた。
「邪魔くさいぞ!!ゴミ共!!俺の夢を……夢を!!妨げるな!!」
「夢は人のために見ろ!!!」
パーカー男が近くの岩を使って跳ねた。魔王もそれを追うように、魔法で翼を生やし、飛んだ。
パーカー男の拳が空気を突く。視界に拳が映った瞬間、体を折り曲げて、パーカー男の腕を掴んだ。そして地面に叩きつけるように背負い投げした。パーカー男が視界から消えた。叩きつけられたと思ったが、パーカー男が足で、魔王の腹に捕まっていただけだった。魔王は顔をしかめて、なにかの作戦を思いついたように更に上に浮かんで行った。
「まさか……やめろ!!貴様死ぬんだぞ!!」
魔王は地面に向かって急降下していった。
「楽しいことするために生きるんだよ。人のために死ねるなら俺は楽しいんだよ。」
地面に激突した。水と岩が辺りに吹き飛ぶ。
「魔王!!!」
勇者が叫んだ。水で魔王の様子が何も見えない。だが勇者の背後から誰かの声が聞こえた。
「こっちだよ!」
その方向を見ると、ミハイルが魔王を連れて浮かんでいた。寸前で魔王だけを受け止めたらしい。段々水が収まってきた。パーカー男の様子を見ようとして、勇者が目を向けると、パーカー男がボロボロになりながら立っていた。
「生きろと綺麗事ばかり言うくせに俺を殺そうとしやがって……!」
「綺麗事は正しい人間の為の物なんだよ。」
パーカー男が水が無くなった地面を物凄い勢いで走った。
もはや光の速さすら超えている。獅子は防ぐ間もなく、顔面に蹴りを喰らいそうになった。だが、ギリギリ勇者が剣で足を止めた。
剣の横の部分で止めたので、剣が折れそうになる。キリキリ……と音を立てるが、聖なる剣に宿った聖なる力で不可壊になっているので、折れなかった。
「油断するな、獅子。」
「有難い!!」
一旦下がったパーカー男を追いかけるように、麒麟が波動を放った。パーカー男が数メートル吹き飛ばされる。完全に顕になった腹部に阿修羅と悪魔と大蛇が攻撃を食らわせた。
「っ……はぁっ!!」
吐血してパーカー男が倒れた。倒したかのように思われた。だが、パーカー男はもう一度立ち上がった。
「そんなもんじゃあ死なん…!!」
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締め方……




