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悪役にだって勝ちはある!  作者: レタス
第三章 九尾編
33/58

狼男様達にだって悩みはある!

何とかして勝ちを得たい悪役の『魔王ちゃま』は主人公の『勇者様』と友達になることにした!


暗い森の中…


二つの輝く鋭い眼光が森を一直線に貫いていた。


「今日もいい天気ですね〜。」

「夜にそれ言うやついるの!?」


思わず吸血鬼はツッコミを入れた。

狼男様が口を開いた。


「まあ、それはともかく話し合わないとな。」

「うむ、もう誤魔化しは効かん。」

「九尾との関わり方だ。俺らは確かに九尾の中に所属している。しかし、魔王や勇者達と友達ということも事実。」

「友…か。」

「俺たち、九尾といえど仲間を裏切ることはしない。だが…友達も同じだ!」

「魔王と勇者と協力しよう。」

「…!」

「明日だ。全員で結託して九尾を討つ。それしかもう残されてない!」

「そうだな…!」



翌日…


「話がある、魔王。」

「え?そんな急に言われても///」

「ちげーよ告白じゃねぇよバカタレが!!」

「九尾についてだ。」

「!」


(空気が一気に静まった…魔王様は何かを察したのか…?)


秘書様は近くで聞きながらそう思った。三人は移動し、リビングのソファーに座った。


「まあ、お前も知っている通り、吾輩とこいつの二人は九尾、ただし、それも今日までだ。」

「何?」

「今日から九尾をやめ、お前サイドにつく。」

「…まあ、嬉しいけどいざ九尾化ってなったら無理でしょ?多分。」

「いや、違う。明日の朝、狼男と共に九尾を倒す。吾輩と狼男、化け猫を除いた二人を儀式を出来ない状況にする。」

「ていうか儀式って言ってもなにするんだ?」

「儀式の内容は、“九尾よ力をさずけろ”と叫ぶことだ。それをさせないってなると…」

「殺すしかない。」


吸血鬼様が単調に告げる。空気が更にピリついた。


「眠らせるって手もあったが、睡眠魔法とか薬は効かないからな。」

「…本当にお前らはいいのか?」

「当たり前だ。友の為、そしてこれは奴ら仲間のためでもある。」

「右に同じ。」

「なら明日、勇者と秘書を呼んで九尾に攻め入る。」


今回の勝負 不戦

さあ、シリアスそうな展開になってまいりました!作者のレタス選手はギャグ展開に引き戻せるのか!?見ものでございます!


誠に申し訳ございません。

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