狼男様達にだって悩みはある!
何とかして勝ちを得たい悪役の『魔王ちゃま』は主人公の『勇者様』と友達になることにした!
暗い森の中…
二つの輝く鋭い眼光が森を一直線に貫いていた。
「今日もいい天気ですね〜。」
「夜にそれ言うやついるの!?」
思わず吸血鬼はツッコミを入れた。
狼男様が口を開いた。
「まあ、それはともかく話し合わないとな。」
「うむ、もう誤魔化しは効かん。」
「九尾との関わり方だ。俺らは確かに九尾の中に所属している。しかし、魔王や勇者達と友達ということも事実。」
「友…か。」
「俺たち、九尾といえど仲間を裏切ることはしない。だが…友達も同じだ!」
「魔王と勇者と協力しよう。」
「…!」
「明日だ。全員で結託して九尾を討つ。それしかもう残されてない!」
「そうだな…!」
翌日…
「話がある、魔王。」
「え?そんな急に言われても///」
「ちげーよ告白じゃねぇよバカタレが!!」
「九尾についてだ。」
「!」
(空気が一気に静まった…魔王様は何かを察したのか…?)
秘書様は近くで聞きながらそう思った。三人は移動し、リビングのソファーに座った。
「まあ、お前も知っている通り、吾輩とこいつの二人は九尾、ただし、それも今日までだ。」
「何?」
「今日から九尾をやめ、お前サイドにつく。」
「…まあ、嬉しいけどいざ九尾化ってなったら無理でしょ?多分。」
「いや、違う。明日の朝、狼男と共に九尾を倒す。吾輩と狼男、化け猫を除いた二人を儀式を出来ない状況にする。」
「ていうか儀式って言ってもなにするんだ?」
「儀式の内容は、“九尾よ力をさずけろ”と叫ぶことだ。それをさせないってなると…」
「殺すしかない。」
吸血鬼様が単調に告げる。空気が更にピリついた。
「眠らせるって手もあったが、睡眠魔法とか薬は効かないからな。」
「…本当にお前らはいいのか?」
「当たり前だ。友の為、そしてこれは奴ら仲間のためでもある。」
「右に同じ。」
「なら明日、勇者と秘書を呼んで九尾に攻め入る。」
今回の勝負 不戦
さあ、シリアスそうな展開になってまいりました!作者のレタス選手はギャグ展開に引き戻せるのか!?見ものでございます!
誠に申し訳ございません。




