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悪役にだって勝ちはある!  作者: レタス
第三章 九尾編
32/58

吸血鬼様だって髪は切る!

何とかして勝ちを得たい悪役の『魔王ちゃま』は主人公の『勇者様』と友達になることにした!


ウィーン…


店員様「…!ああ、吸血鬼さん。またウチに髪切りに来てくれたのかい。ありがたいね〜。」

吸血鬼様「いやいやこちらこそ。こんなにボロい店を長々と続けてくれてありがたい。」

店員様「あれ侮辱されてる?」

吸血鬼様「今日もいつもの髪型で頼むよ、店員さん。」

店員様「はいよ〜。シャンプーは?」

吸血鬼様「頼む。」

店員様「また今回も伸びたね〜。」

吸血鬼様「半年ほど切ってなかったからな。」

店員様「もう何十年も同じ髪型だけど…そろそろ変えないの?」

吸血鬼様「お主もわかってるだろう。昔の事があるのだ。」

店員様「うーん、もう心を入れ替えてもいいと思うよ?」



数十年前…


ヴァンパイア・ドレーク(後の吸血鬼)様「なあ、ミオ、今日の夜ご飯何がいい?」

ミオ・ドレーク(吸血鬼様の妻)様「うーん、じゃあっケーキとかステーキとか、張り切って食べちゃう?」

ヴァンパイア様「いいな、今日は結婚記念日だし、ちょっとぐらい張り切ってもいいだろ。」

ミオ様「やったー!!じゃあさ、ちょっとイメチェンしちゃわない?お金も足りないわけじゃないし、髪の毛とか切りに行っちゃおうよ!!」

ヴァンパイア様「なら、お互い髪型を選び合おう。」

ミオ様「いいね〜。よし!張り切っちゃうぞ〜! 」


美容院にて…


ヴァンパイア様「吾輩選んできたぞ。」

ミオ様「見せて見せて!!」

ヴァンパイア様「これだ。」

ミオ様「ツインテール?似合うかな〜?」

ヴァンパイア様「似合うだろう。きっと」

ミオ様「じゃあ…私はこ………」


美容院の扉が開き、発砲音が鳴り響いた。


ミオ様「れ」


最後の言葉を言ったと同時にミオ様は倒れた。


ヴァンパイア様「ミオ!!よくも…よくも!!」

ミオ様「ヴァンパ…イア…くん…この髪型…どう…?」

ヴァンパイア様「…!ああ、きっと似合うさ!!」



吸血鬼様「その日から吾輩はあの髪型にし続けているのだ…」

店員様「その話聞く度思うんだけどさ…」

吸血鬼様「?」

店員様「執着したのがなんで髪型なの!?」

吸血鬼様「だってシチュが美容院だし…」

店員様「シチュ関係なくない!?」

吸血鬼様「吾輩、友の頼みは生涯掛けて成功させる。それが人間…いや、生物の生き方だと思うのだ。」

店員様「吸血鬼くん…なんか感動で終わらせようとしてるけどやっぱり髪型じゃなくてもいいよね!?」

吸血鬼様「バレたああああ!!」


今回の勝負 不戦


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