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悪役にだって勝ちはある!  作者: レタス
第一章 ほのぼの
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第一話 魔王ちゃまにだって友はいる!

第一話『魔王ちゃまにだって友はいる!』


時は20XX年。異世界の王として君臨する魔王ちゃまは悩んでいた…


魔王ちゃま『めっちゃ寂しい…!』

魔王ちゃま「勇者も倒しに来ないし、どうすれば俺は勝てるんだぁぁ!」


そう、魔王ちゃまは優しいがあまり、勇者様からの恨みが何も無かった。そのため、典型的なぼっちだった。


魔王ちゃま「俺は決めたぞ!秘書様!俺は勇者様と仲間になるぞ!」

秘書様「あ、そーですか。頑張ってもらって。」

魔王ちゃま「冷たいよ!?なんかしたっけ!?俺!?」


こうして魔王ちゃまは秘書様を連れて勇者様の家に向かった。


魔王ちゃま「勇者様ー!遊びに来たよぉぉぉー!」

勇者様「ん?ああ、めんどくせー。よっこらせ…」

勇者様「遂にここまで来たな、魔王ちゃまー(棒」

魔王ちゃま「怠惰!驚くべきほどの怠惰!」

勇者様「どうせアレでしょ?魔王ちゃまに友達がいないから遊びに来たんでしょ?」


魔王ちゃま『カッチーン』


魔王ちゃま「べべべ別に友達ぐらい、いますしー?そんな…ぼぼぼぼっちじゃないしー?」

勇者様「バレバレすぎる!そんな定番な!」

魔王ちゃま「とにかく!今日は戦いに来たんだ!」

勇者様「うわー十三行上が嘘みたいだー(棒)」

秘書様「魔王様は正々堂々勝負しに来たのです。」

魔王ちゃま「そうだ!勝負だ!()()()()()!」

勇者様「…ん?」

魔王ちゃま「だ、か、ら!ト、ラ、ン、プ!知らない!?」

勇者様「知っとるわああああああああぁぁぁ!何で勝負がトランプやねんんんんんんんん!」

魔王ちゃま「アメリ…【自主規制】…だからだよおお!」

勇者様「やめろおおおお!」


結局、お供を含めた5人でババ抜きをすることになった。


お供A「だりぃっすわ。リーダーが言うからやるんだぜ?」

魔王ちゃま「定番だ!キャラが凄い定番だ!」

お供B「こら!やめなさい、A!すいませんね?」

魔王ちゃま「定番だ…!」

お供C「データによると32%の確率でAが悪いですね。」

魔王ちゃま「定番だ。」

お供D「…」

魔王ちゃま「黙ってるのすら定番だ。」

お供E「まあまあ、皆仲良くやろ〜よ〜」

魔王ちゃま「定番だ…」

勇者様「とりあえずやるぞ!」


こうして、魔王ちゃま達はババ抜きを始めたのである。


勇者様「二話続くのかよ!!」

この作品に満足いただけたなら★やブックマークなど是非お願いします!(乞食)

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