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悪役にだって勝ちはある!  作者: レタス
第三章 九尾編
28/58

九尾にだって集会はある!

何とかして勝ちを得たい悪役の『魔王ちゃま』は主人公の『勇者様』と友達になることにした!


活動報告で言った通り、これからは毎週月曜日投稿になります。

暗い地下…


部下様「麒麟様…部屋に着きました…」

麒麟「有難い………危険だから下がっていていいぞ。」

部下様「え…?」


瞬間扉が大爆発し、部下様は吹き飛ばされた。


麒麟「………分かっていたが…貴様ら!!私の会議室だぞ!!」

狼男様「あぁ!?てめぇが魔王にちょっかいかけに行ったのが悪ぃだろ!!」

青龍「はぁ!?舐めてんのかぁ!?魔王は敵だぞぉ!?」

阿修羅「んんん!!どちらの意ィ見もォ正しいがァ…」

大蛇「長い。黙れ。狼男、お前が仲良くする相手など誰でもいい。だが、俺たちがする事に文句を言われても筋違いだと言っている。」

獅子「グォッハッハッ!!(いくさ)じゃ!(いくさ)ぁ!!」

悪魔「狼男はともかくテメェ(チメェ)らはどうなんだよ?吸血鬼、化け猫?」

化け猫様「僕は別にどっちにも肩入れする気は無いよ。助けろと言われれば助けてやる。せいぜい暇つぶしだよ。」

吸血鬼様「吾輩は久しぶりに小説に出れて嬉しい。」

一同「聞いてねぇよバカタレ!!」


麒麟が指をくるりと動かして周りの物を浮かせて整理した。


麒麟「組織の会議室に使わせてやってる事を感謝しろ。それに、今は狼男達はどうでもよかろう。」

狼男様「ハンッ!」

麒麟「今回の集会の目的は『勇者討伐』についてだ。」

青龍「いよいよってとこかぁ!どうするぅ!?焼死かぁ!?」

麒麟「黙れ!貴様らその腐った考えをたたきつぶしてやろうか!勇者討伐を甘く見るな!」

獅子「グォッハッハッ!!それには同意だな!!我らが未熟だったとはいえ単独で全員を討伐なんぞ、魔王でも不可能に近い!!」

麒麟「それに加え、現在魔王と勇者は協力関係、奴らに言わせれば『友達』にある。倒すのは至難の業…否、不可能だろう。」

悪魔「なら諦めるしかねぇじゃねぇか!」

麒麟「そう焦るな。“このままでは”という意味だ。…もう分かっているだろう?」

大蛇「…フンッ、███なんてしなくて良ければしないものを…」

吸血鬼様「吾輩、敵対心がなしと言えば嘘になる身。どれ、ここで吾輩を殺しても良いのだぞ?」

狼男様「俺もだ!てめぇらと協力なんざ、千年経とうがしねぇ!」

阿修羅「んんん、この部屋においてぇぇ麒麟の(めい)は絶対であろうぅぅ!でなければ貴様ら、住む場を無くすぞぉぉ?」

狼男様「…チッ、いいだろう。███だけには協力してやる。ただし各々が勝手に攻めてきた場合、それは協力の範囲外だぞ?」

麒麟「協力感謝する。」


その言葉は恐らく世界で一番乾ききった言葉だった…


今回の勝負 不戦

またここからダラダラ進むかもしれないです。なるべく一話完結の面白い回を書きたいと思っているので、それまで我慢して読んでください。すいません。

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