勝負にだって戦闘以外はある!開幕編
前回のあらすじ
大犯罪者『化け猫』に狙われた魔王ちゃまはギャンブルで勝敗をつけることにした!この戦いどちらが勝つのか!?
バトルジャンル ギャンブル
『シャッフルorキャッチ』
①この勝負は『ゲーマー』と『キャッチャー』に分かれて行われる。
②ゲーム開始前にキャッチャーは金額を決め、二人とも同額を出す。
③キャッチャーは目隠しを着け、後ろを向き、完全に机を見れないようにする。
④ゲーマーは手元の五枚のコインを自由な順番に並べる。この際、コインの中に一枚赤色のコインがある。
⑤キャッチャーは左から順にコインが赤か、赤以外か当てる。赤では無いと思ったら「キャッチ」と言い、赤だと思ったら「シャッフル」と言う。シャッフルの場合にはゲーマーはコインの順を入れ替える。強制入れ替えでは無いが、赤色のコインは必ず動かさなければならない。
⑥「キャッチ」と言った際に赤色のコインならばゲーマーが金を総取する。最後に赤色を残して全てのコインを入手したら、キャッチャーが金を総取する。
⑦ゲーマーは勝負中一度だけ『シャッフル』できる。
(是非みんなも友達とお金を賭けずにやってみてね!)
化け猫が草原に着き、机を挟んで椅子に座った。
化け猫「やっぱり即興でこんな物を思いつくなんて、頭はキレるみたいだね。」
魔王ちゃま「頭パッカーン。いやそれ物理的に切れてるやないかい!」
化け猫「…やっぱ嘘。」
魔王ちゃま「取り敢えず先攻後攻を決めよう。因みに賭け金の上限は無いから、何億でも何兆でも賭けていいよ。」
化け猫「ゲーム性への理解も少ないし、ハンデとして俺が先攻でいい?」
魔王ちゃま「…まあ、いいぞ。でもさ一つお願いがあるんだ。」
化け猫「なんだ?」
魔王ちゃま「後ろの人たちどかしてもらっていいかなあ!?多すぎるよ!?しかもめっちゃイカサマしそうだよ!?」
化け猫の後ろには数万の兵が無秩序に武器を持って立っていた。
化け猫「まあ、いいよ。とはいえお前の後ろにも数人いるよね?秘書ちゃんとか。」
秘書様「私は審判としての役割を果たすため、ここにいさせていただきます。他の方々はイカサマ防止のため、離れた場所でご見物ください。」
化け猫「うーん…秘書ちゃんもイカサマしないの?」
秘書様「化け猫様、少し私を侮っていませんか?」
そう言うと秘書様は小刀を出し、背後から魔王ちゃまの首に向けた。
秘書様「私は魔王様にも付く程の使い。いざ主人が死ぬとなれば全力で殺し、新たな主人を探しにゆきます。それが我ら秘書の役割なのです。」
不気味な笑みに化け猫も思わず冷や汗をかいた。
化け猫「ごめんごめん。それならいいよ。じゃあ…」
魔王ちゃまに目隠しが着けられ、椅子がくるりと背後を向いた。化け猫は面白そうに、赤のコインをいじくっている。
化け猫「ゲームスタートだ!」
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