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悪役にだって勝ちはある!  作者: レタス
第三章 九尾編
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化け猫にだって計画はある!

何とかして勝ちを得たい悪役の『魔王ちゃま』は主人公の『勇者様』と友達になることにした!


化け猫の姿を目視して数秒後、周りに死んだはずの魔王ちゃま達が蘇った。


魔王ちゃま「…よし、状況は大体飲み込んだ。恐らくあいつは村人陣営が勝つ場合には全員を蘇らせるつもりだったんだろう。勝ちが確定したから蘇らせたってとこか。」

お供D「何!?貴様!人狼陣営が勝てば全員が蘇ると…!!」


Dが叫ぶと化け猫は爽やかな声で嘲笑うように言った。


化け猫「あぁ…これだから馬鹿は使いやすい。ホント面白いなー。愚者(ぐしゃ)の観察は。」


化け猫という男は世界的に大犯罪者として有名だった。その理由は、三度国家転覆を目論んだからである。

一度目は歴史にも記されぬほど昔、城の中に乗り込んだところ、魔王ちゃまに返り討ちに会い、命からがら逃亡してきた。その際の被害者数はおよそ数百人。警備の軽さも相まって被害は大きかった。

二度目は三世紀ほど前、厳重になった警備をかいくぐり魔王の部屋まで数百人の部下を連れ来たものの、魔王の場所へ遊びに来た狼男様と吸血鬼様に返り討ちに会った。幸い被害者数は数人で済んだ。

三度目は近年、超厳重とも言える警備の中、全ての人間にある呪いが掛けられた。


【自身、もしくは他人の名前を口に出した瞬間、言われた者と言った本人は死に至る。】


その後、城への数千人を引き連れた攻撃により、被害者数は数千万人になった。



魔王ちゃま「お前…何の用だ?」

化け猫「まあ、簡単な事さ。結論から言うと、最近僕は新たな作戦を計画しているんだ。だから、やめて欲しかったら金を出せって話。」


指で丸を作り、金のサインをした。


魔王ちゃま「そりゃ傑作だな。泥を(すす)って生きるドブ猫のクセに金の価値がわかるんだな。」

化け猫「あいにく、僕は化けるんでね。」

魔王ちゃま「無能が化けたって無能は無能だろ。」

化け猫「とにかくどうする?残った数百万の命を犠牲にする?」

魔王ちゃま「いいや、お前と余計な論争をする気は無い。金でもダイヤでもいくらでも作ってやる。」

化け猫「じゃあ…ざっと数億円分は欲しいかな〜?」

魔王ちゃま「ただし、」

化け猫「?」

魔王ちゃま「俺と勝負をしてからだ。化け猫。」

化け猫「…は?何言ってんの?ドユコト?」


そう…この男魔王ちゃまは今まで勇者様や、狼男様、吸血鬼様などと、勝負をして仲良くなってきた。その為、勝負以外での仲良くなり方を知らないのである!


魔王ちゃま「ん?イカサマでも疑ってるのか?」

化け猫「…フッ、そうか。そこまで俺を舐めているというのか…!!」


顔を赤に染めながらニヤリと笑った。


化け猫「よかろう!その勝負受けて立とう!」


今回の勝負 村人の勝利

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