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悪役にだって勝ちはある!  作者: レタス
第二章 人狼編
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第十話 この小説にだって長編はある!4

ゲームマスター『朝になりました。それでは今日の脱落者を発表します。』


全員が唾を飲む。不穏な空気を(みな)が肌で感じ取っていた。


ゲームマスター『脱落者は吸血鬼、お供E、お供Cです。』


狼男様「…は?」

魔王ちゃま「吸血鬼がやられるなんて…ありえないだろ!!」

勇者様「お供達(あいつら)は蟻にも勝てない…まだ分かるが、吸血鬼だぞ!?魔王と対等に渡り合える強さなのに…!」



ゲームマスター『えー、ここで読者のために生き残ったプレイヤーを紹介します。こちらでーす。』


魔王ちゃま(勇者 ※役職)

秘書様   (?)

勇者様   (?)

狼男様   (?)

使い様   (?)

お供D   (?)


ゲームマスター『こんなに(?)が多いなら役職書くなや!!』




魔王ちゃま「こうなれば人狼は一人しかいない!勇者は俺と一緒にいた!そして秘書と使いは夜になって直ぐに合流した!となれば狼男!お前だ!」

狼男様「待て待て、俺がそこまでバレバレな事する訳ねぇだろ!それに、俺は一瞬吸血鬼に会ったあと、お前らのところに行っただろ!!」

勇者様「まあ、一理あるな。強さはほぼ互角といえど、そんなすぐには倒せないしな…」

お供D「…」


結局、よく分からないまま会議はスキップになった。


夜…


魔王ちゃまは背後から迫る気配に気づき、3m程上空まで飛んだ。


魔王ちゃま「背後を狙う割に足音を隠さないんだな。」


禍々しい翼を羽ばたかせると、Eは強風に耐える為、反発するように風を生み出した。

そう、この事件は一人のせいで行われた。


───勇者の報告忘れ


魔王ちゃま「気づいた時は驚いたよ。何せD、お前だけはお供の中で最強だったなんてな。」

お供D「だからどうした。」


光り輝く槍をかざし、切りつけてきた。


魔王ちゃま「戦う時は喋るんだな。」

お供D「っっっふんっ!」


黒いエネルギーを溜めて空間を歪ませる。腕がグシャリと潰れるが、音速に勝る速さで再生する。


魔王ちゃま「攻撃など効かん。」

お供D「なら魔力が切れるまでやる。」


上空にテレポートして、槍で体を貫通させた。


魔王ちゃま「何がしたい?」


余裕を見せた隙を突かれ、剣を折られた。


お供D「最初から狙いはこれだ。」

魔王ちゃま「ちょっと…気合い入れるか。」


魔王ちゃまがオーラを放つと、地は音を鳴らして響き、天は怪しく曇り、森の木はひび割れた。


魔王ちゃま「平伏せ。魔王の御前だぞ。」


この作品に満足いただけたなら★やブックマークなど是非お願いします!(乞食)

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