第十話 この小説にだって長編はある!4
ゲームマスター『朝になりました。それでは今日の脱落者を発表します。』
全員が唾を飲む。不穏な空気を皆が肌で感じ取っていた。
ゲームマスター『脱落者は吸血鬼、お供E、お供Cです。』
狼男様「…は?」
魔王ちゃま「吸血鬼がやられるなんて…ありえないだろ!!」
勇者様「お供達は蟻にも勝てない…まだ分かるが、吸血鬼だぞ!?魔王と対等に渡り合える強さなのに…!」
ゲームマスター『えー、ここで読者のために生き残ったプレイヤーを紹介します。こちらでーす。』
魔王ちゃま(勇者 ※役職)
秘書様 (?)
勇者様 (?)
狼男様 (?)
使い様 (?)
お供D (?)
ゲームマスター『こんなに(?)が多いなら役職書くなや!!』
魔王ちゃま「こうなれば人狼は一人しかいない!勇者は俺と一緒にいた!そして秘書と使いは夜になって直ぐに合流した!となれば狼男!お前だ!」
狼男様「待て待て、俺がそこまでバレバレな事する訳ねぇだろ!それに、俺は一瞬吸血鬼に会ったあと、お前らのところに行っただろ!!」
勇者様「まあ、一理あるな。強さはほぼ互角といえど、そんなすぐには倒せないしな…」
お供D「…」
結局、よく分からないまま会議はスキップになった。
夜…
魔王ちゃまは背後から迫る気配に気づき、3m程上空まで飛んだ。
魔王ちゃま「背後を狙う割に足音を隠さないんだな。」
禍々しい翼を羽ばたかせると、Eは強風に耐える為、反発するように風を生み出した。
そう、この事件は一人のせいで行われた。
───勇者の報告忘れ
魔王ちゃま「気づいた時は驚いたよ。何せD、お前だけはお供の中で最強だったなんてな。」
お供D「だからどうした。」
光り輝く槍をかざし、切りつけてきた。
魔王ちゃま「戦う時は喋るんだな。」
お供D「っっっふんっ!」
黒いエネルギーを溜めて空間を歪ませる。腕がグシャリと潰れるが、音速に勝る速さで再生する。
魔王ちゃま「攻撃など効かん。」
お供D「なら魔力が切れるまでやる。」
上空にテレポートして、槍で体を貫通させた。
魔王ちゃま「何がしたい?」
余裕を見せた隙を突かれ、剣を折られた。
お供D「最初から狙いはこれだ。」
魔王ちゃま「ちょっと…気合い入れるか。」
魔王ちゃまがオーラを放つと、地は音を鳴らして響き、天は怪しく曇り、森の木はひび割れた。
魔王ちゃま「平伏せ。魔王の御前だぞ。」
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