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渡辺 真奈美さん、何やらすごく危険な匂いがしますね…
『受付番号1番の方、受付番号1番の方』今日も朝から待合室は色んな声で今にも溢れだしてしまいそうだ。その中で一際目立つアナウンスの声が聞こえてきた。さぁ、今日も忙しい1日が始まる。少しづつこの仕事に慣れてきた。それと共にやってくる、憂鬱な気分と若干の体調不良を薬と気合いで何とか奥に押し込んで、顔に出ないように笑顔を作る。初めの頃は大変だった笑顔もほぼ毎日しているせいか、自然とお客様が目の前の席に座ると笑顔が作られていく。この時はいつも通りの1日が始まると思っていた。お客様のその人間の肌とは思えないほど青ざめた顔とボサボサの髪の毛、そして傷だらけの手腕を見るまでは。
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