-自重しろって言うけどさせてくれないの間違いでは?学園入学編Ⅱ-
1日目ぐらい分は投降していきます。
書き溜めを手直ししながら…。あ。誤字脱字多い。困った。(笑)
入学した生徒のLv測定が行われていく。
10個以上の装置に皆が並び、測定されていく…
測定を終えたらカードが手交され、全員確認していく…
銀色の板には自分の能力値が書かれているのだ。
自分の強さを表として表している物。
自分以外に見せなくすることもできることが特徴だ。
本人の許可無く見れるのが、装置に触れた時…
カードに自動記載がされるときに他人が見れる…
個人情報となるため、基本的に申告する必要はないが、この装置にて初めて自分のLvがわかる者が多い…
中には自分の強さを誇示するために教師に高々と言ってもらう…なんてことも慣習としてある。
言わないように拒否もできる。
「Lv12!」
「Lv10です」
そして15才前後では平均はLv5。
Lv10を超える者は言ってもらう事の方が多い…
順番は自由…とりあえず俺は殆どが終わるまで待った。
神柱の二人は色々な生徒のLvを確認していっている…
将来の戦力の確認…なんだろうな。
そして1時間近く経ち、ようやく残り20人足らずとなったところで……
「次の方」
「お願いします」
俺は自分の担任となる教師の測定機に行く。
装置についている水晶に触れるとふわっと水晶が温かくなり…
「……………?」
装置を見た担任教師が動かなくなり、画面しか見ていない…
待つしかないか…とそのまま触れていると、両学園長がそっと担任教師に近づいて両側を挟み…
「「黙ってろ(なさい)」」
「ッッッ!?!?」
教師が飛び上がるように驚いて、震えた。
すごく小声で言ってたけど、近くに居た俺は聞こえた…
脅迫でしょ…と悩む。
「ど、どうぞ………」
そして装置からカードが引き抜かれ、俺に渡される…
書かれていたLvは 42
カードを確認したあと両学園長を見ると口元しか見えないが、満面の笑みなのがわかる…
ゆっくり小さく何度か頷きながら戻っていった…
『色々見て回ってたのってこのためだったのかな…?』
なんて考えて少し嬉しく思った。