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天と魔  作者: 稲知 inachi
2/5

-自重しろって言うけどさせてくれないの間違いでは?学園入学編Ⅱ-

1日目ぐらい分は投降していきます。

書き溜めを手直ししながら…。あ。誤字脱字多い。困った。(笑)

入学した生徒のLv測定が行われていく。


10個以上の装置に皆が並び、測定されていく…

測定を終えたらカードが手交され、全員確認していく…

銀色の板には自分の能力値が書かれているのだ。



自分の強さを表として表している物。

自分以外に見せなくすることもできることが特徴だ。

本人の許可無く見れるのが、装置に触れた時…

カードに自動記載がされるときに他人が見れる…



個人情報となるため、基本的に申告する必要はないが、この装置にて初めて自分のLvがわかる者が多い…



中には自分の強さを誇示するために教師に高々と言ってもらう…なんてことも慣習としてある。

言わないように拒否もできる。


「Lv12!」

「Lv10です」


そして15才前後では平均はLv5。

Lv10を超える者は言ってもらう事の方が多い…


順番は自由…とりあえず俺は殆どが終わるまで待った。


神柱の二人は色々な生徒のLvを確認していっている…

将来の戦力の確認…なんだろうな。


そして1時間近く経ち、ようやく残り20人足らずとなったところで……



「次の方」

「お願いします」

俺は自分の担任となる教師の測定機に行く。

装置についている水晶に触れるとふわっと水晶が温かくなり…


「……………?」


装置を見た担任教師が動かなくなり、画面しか見ていない…

待つしかないか…とそのまま触れていると、両学園長がそっと担任教師に近づいて両側を挟み…


「「黙ってろ(なさい)」」


「ッッッ!?!?」

教師が飛び上がるように驚いて、震えた。

すごく小声で言ってたけど、近くに居た俺は聞こえた…


脅迫でしょ…と悩む。


「ど、どうぞ………」

そして装置からカードが引き抜かれ、俺に渡される…




書かれていたLvは 42 




カードを確認したあと両学園長を見ると口元しか見えないが、満面の笑みなのがわかる…

ゆっくり小さく何度か頷きながら戻っていった…


『色々見て回ってたのってこのためだったのかな…?』


なんて考えて少し嬉しく思った。



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