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俺がステータスを確認するならばっ!in 竜の翼亭

「ご馳走さま。」


「ん、ごちそう…さま。」


 イノムダサンドを食い終わり、これからどうするかを考えてみる。


「そうだなぁ…そういえば俺、ティアのステータスを見てなかったよな。」


「みる?」


「おう、そのまえに部屋に戻ろうぜ。部屋の方がゆっくり話せるしな。」


「ん。」


 俺のステータスとティアのステータスを見比べることで出来ることや相性とかも分かっていいしな。




「さてさて、じゃあティアのステータス、見せてくれるか?」


「ん…ステータス。」


 ティアがそう唱えると、ティアの目の前に透明なウィンドウのようなものが出てきていた。


「はい…あるじ。」


「おう、サンキューな。どれ、どんなものかね…」



ティア Lv24

種族『バビロニア』 隷属:タカナシ スルガ


HP 97

MP 128


攻撃力 160

防御力 117

精神力 126

魔法力 154

俊敏 175


スキル

治癒魔法 Lv3

神聖魔法 Lv2

白銀化(プラチナトーン)


才能スキル

???の才


あるじへの忠誠心






「……才能スキル抜いたら俺より圧倒的に強いぞ……ティア。」


「ティア…強い。ふんすー。」


 いやこれ冗談抜きにしても強くないか?HP以外は全部三桁を越えてるし…あと才能スキル、???の才ってなんだ?まだ開花してないのか?


「なぁ、ティア。この才能スキルのところの???ってなにか分かるか?」


「…?ティアは、才能スキル……ないよ?」


「でもここに……いや、いいか。」


「…?」


 これは俺しか見えてないということか?謎は深まるばかりだが…ティアが隷属してるから見えるのか、それとも俺になにか…そうクロエの加護のおかげかもしれない。これは考えておいた方が良いかもしれんな。


「まあとりあえず、俺とティアは同じくらい強いということがわかったな。」


 これなら背中も任せられそうだ。


「そういえばこの、『白銀化(プラチナトーン)』ってなんだ?」


「ん…体が熱くなって…強くなる……?」


「で…どうなるんだ?」


「……体が…銀色に……光って……」


「光って?」


「……強くなる…?」


「…そうか。また何かを狩るときにでも見せてくれ。」


 めっちゃ、かっこいい。めっちゃかっこいい名前してるから気になるけど…多分ティアからは強くなるって感想以外聞けないんだろうな。


「ティア、あるじのステータス、見てない。見せ…て?」


「ん?おおそうか、ギルドのときは腕相撲してて見てなかったんだったな。おっけ…ステータス!」


 するといつものステータスが透明なウィンドウとともに写し出される。


「ほら。見てみてくれ。」


「ん…。」




高梨 駿河 16歳 Lv.7


HP 187

MP 164

攻撃力 158

防御力 123

精神力 145

魔法力 138

俊敏 168


スキル

暗黒魔法Lv2

限界魔法Lv1

魔法強化Lv1

索敵Lv1

身体強化Lv1


才能スキル

武術の才

魔法の才


創造神の加護 Lv10




「あるじ…すごい、才能スキル…ふたつ…!それに…見たことないスキル…!」


「そうか?いやぁ照れるなぁ!貰い物なんだけどな!」


「すごい…ティア…あるじに勝てないかも。」


「それはどうだろうな?」


「ん…気になる。」


「まあ試すにしてもまたの機会な。どうせならギルドでなにか依頼を受けて何かを倒して力試ししようぜ。」


「分かった。」


 ということで、ギルドに行くことにしようか。シエルにも会えるかも分からんしな。そのうちティアとも勝負してみるかな。これで負けたりしたらかなり恥ずかしいがな…12,3歳の女の子に負けるってどーよ…。


「と、いうか…ギルドに行くのもそうだが…ティアの服を買いたいな。」


 そうなのだ。実はティアを仲間にするときからずっと奴隷のときの服装とほぼ変わってないのだ。もちろんフライダが普通の服を着せてくれてたようだが、それもティアには見劣りしてしまう。ティアが可愛いのに服が良くないのでもったいなく感じる。


「ティア…気にしない……よ?」


「いや、俺が気になるんだ。女の子なんだからどうせならお洒落したいだろ?」


「ん…あるじがいうなら…そうする。」


「あぁ、俺もいまも可愛いティアがさらに可愛くなったところを見てみたいんだ。」


「…頑張る。」


 そんなに張りきらなくてもいいからな?服買いに行くだけよ?



 といってもこの辺りの服屋なんてどんなところがあるかも知ってるわけもなく。こうなったら誰か年の近い人に聞くしかないか…

 しかしあれだな、世界を越えて剣と魔法の世界に来たのに最初にいく店が奴隷商館でその次が服屋か…ま、まあこれからだよな!それにティアがいろんな服を着てくれるなんて、それこそ素晴らしいじゃないか!個人的にはゴスロリとか見てみたいなぁ…


「あるじ…いやらしい顔…してる。」


「うぇ!?そんな顔してたか!?」


「ん…ティアを見るときはだいたい…そんな顔。」


 マジかよ!そんなの1日に28時間はいやらしい顔してるじゃないか!


「気を付けます…」


「…?ティアは…気にしない…よ?」


「いや…自重します。」


 最近俺、変態になってきてないか?




 いやそんなことはない!……はずだっ!



はい。手遅れです。駿河さん。


それはさておき、読者さん。どうもクラゲんです。あ、ちなみにこの後書きでは解説をしたりするときもありますが、大概どうでも良いことなので、忙しい方はスルーしてくださいね。


「どうでも良いなら書く必要ないんじゃないの?」


アロエさん、黙っててください。


「なんか僕にあたりが強くないかな!?それに僕の名前はクロエだよ!!」


あ、そういえばですが


「スルー!?」


駿河さんはスルーしてますが、ティアさんのステータスのスキルが普通に見えてるのはティアさんが駿河さんの奴隷だからです。奴隷はご主人様には逆らえないんですよ。例えそれがステータスだったとしても!ぐへへ


「ここの作者は死んだほうが良いんじゃないかなって僕は思うよ…」


また次回!


「また見てね…」

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