鏡の四行詩
朝の陽が朝靄の中に地を照らす
その夢はまだ覚めることだろう
金夕の罪が浄化される朝の神を
夢から覚めた後に朝があるのだ
脆くも崩れた世界を抱きしめる
海に住む人々がいつか死ぬのだ
薔薇の十字歌を聴け人の仔たち
ヨセフ・マリア・イエスの家族
遠くで奏でるチェンバロの演奏
趣味で皇帝陛下が弾いてるのだ
騎士の踊りは苦楽を表現してる
アナタのその響きをまっていた
あとは何時なの何時なのかしら
あなたがそうつぶやいた瞬間に
夢は醒め流星が消えた日の朝を
いつかまたあなたに会いに行く
世界が始まったあかつきに夢を
今でも慕う彼女の希望された日
ねむりねむる彼女のそのすがた
カーテンがカーテンたち降りた
まだ世界は若いのだ生き証人よ
あなたたちはダレだって物語だ
何に笑い何に泣くそれが人生さ
止まったマボロシのカナタたち