秘めたる力の解放の刻
第7話目です!
皆さんに読んで貰えて嬉しいです!
次回の投稿待ち遠しい人もいると思うので頑張りますぬ!!
賑やかに1夜を過ごして次の日になった。
「よし、今日は俺が一肌脱いでやるか。先ずは、ディノ、リゼ、ミーファの力をみしてほしい。」
カムイ師匠が言った。
「って、俺は特訓してくれないんですか?」
ネクロはがっかりして言う。
「まぁバカ弟子は後でな。じゃ、ディノから力を見してみろ。あの岩を砕いてみな。」
カムイ師匠がクスクスしながら言った。
「はぁ、サイコバースト!」
ディノの力では普段なら壊せる岩を壊せなかった。
「ふむふむ。なるほどな…次はリゼお前もディノと同じ岩を砕いてみろ。」
カムイ師匠はいった。
「チッ…。どうしてだ…?」
ディノは焦っている。
「分かりました。力を貸して。二丁銃。ダブルエターナルブレイク!」
リゼの撃った弾丸も岩を壊せなかった。
「なるほど…。次はミーファだが、回復を得意とするんだったな?でも、お前は仲間にも隠してる力があるはずだ。俺には分かる。お前もあの岩を砕いてみろ」
カムイ師匠はミーファの力を見抜いていた。
「あら…!皆んなには隠してたけどネクロには、一度見られているんです。さすが、師匠です。私の力を見抜いてしまうとは。それでは、行きます。はぁ、ネオ・エクスバースト!」
ミーファは、隠してる力を解放し岩を破壊した。
「やっぱり。ミーファ姉さんは力を隠してたんだ。俺が見間違いだったと思ってたのがまさか…」
ネクロはミーファの隠された力を目の当たりにして驚いている。
「チッ…まさか…こいつにこんな力が…」
ディノも驚いている様子だ。
「えっ…あの時、偶然魔物が倒れたのミーファがやったのか…」
リゼはあの時の事を思い出していたようだ。
「おぉ、やっぱりミーファは壊せると思ってたがここまでの力があったとは…。だが、3人の力はまだまだ未熟だ。」
カムイ師匠は厳しく言った。
「俺だって壊せるし、あの岩を砕いてやる。シャイニングエクスブレイク!」
ネクロが負けじと岩に斬りかかったが少し傷がついただけだった。
「おいおい、バカ弟子。いつから、そんなになったんだよ…全く。フンッ!」
カムイ師匠はそう言ったかと思うと、剣を抜いたかと思うと岩は真っ二つになった。
「まぁお前ら4人もこれくらいは出来るようにしてやる。だが、奴らに好き勝手させておく時間もない。だから、2日で伝授させてやる。しっかり吸収しろよ」
カムイ師匠は4人に向かって言った。
「たった2日で!?」
4人は驚いていた。
「まずは、ディノ。お前はその力をもっと最大限に引き出せ、そして自分にさっきの力をかけろ。だが、無理はするな、死なれては困るからな。次はリゼお前は、その銃に迷いが見える。もっとその銃を信じてやれ。そして最大限に力を引き出すんだ。そうしたら、弾丸は更に威力が増すだろう。ミーファはさっきの力をいつでも使えるようにするんだ。だから、その力で更に固い岩を壊し続けろ。回復の方は疲れた皆んなを全回復させる事が出来るようにしろ。素早く且つ、近づかないで岩を壊しつつ回復を常にしつづけろ。」
カムイ師匠は的確に指示する。
「って、俺はなにするんだよ!」
ネクロは師匠に文句ばっかりいう。
「チッ…無理するなか…舐めんなよ。」
ディノは負けじと特訓に励む。
「もっと信じてやらないとなんだね。ごめんね。私がもっと信じてあげなきゃね、力を貸して!」
リゼも修行に取り組んだ。
「あらあら、私の力を解放しつつ、皆んなを常に全回復させる事が出来る様にしなきゃ…」
ミーファは力を解放しつつ全回復させる様に特訓に励んだ。
「バカ弟子…お前は俺が直々に神風流の最終奥義を伝授する。何処からでも掛かって来い。その双剣でな!」
カムイ師匠は構えているが隙が全くない。
「師匠の最終奥義か…。必ずものにしてやる、力を貸してくれ双剣!はぁっ。」
ネクロは全く隙のない師匠に斬りかかりにいくのであった。
これをひたすらに1日目を繰り返し続けた。
そして2日目、また同じこと繰り返した。
そして、3日が過ぎた時…
「2日前とは違い3人とも顔つきと力が解放されたと俺には見える。これなら、異界十二魔王の1柱と互角又はそれ以上に、闘えるはずだ。」
カムイ師匠はそう言ったと同時に…
「ちょっと、師匠俺は変わってないのかよぉ…」
ネクロは師匠に残念そうに言うと、
「バカ弟子はバカ弟子のままだ。だが、前よりは、動体視力、攻撃速度、力も格段に前よりは上がってるのはお前が良くわかるだろ。」
カムイ師匠は小馬鹿にしてから、まじまじ褒めた。
「でも、待って、師匠のもう1つの流儀をおそわってないです。」
リゼが言うとディノ、ミーファも頷いてきた。
「ん、あー!それは嘘だ。お前達にはそのくらいしないと力を解放出来ないと思ったからだ。だが、嘘をついてすまない。」
カムイ師匠は謝った。
その時の事である。いきなり外で大きな音がしたので
慌てて5人は外に出るとそこには…。
「フフフッ…やっとみーつけたぁ…!」
声の者とは一体…!
〜TO be continued〜
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